Link:
https://help.salesforce.com/s/articleView?id=sf.perm_sets_considerations.htm&type=5
・Apex クラスのアクセス
権限セットについて、最上位の Apex クラスのどのメソッドが実行可能であるかを指定できます。Apex クラスのアクセス設定は、次のメソッドにのみ適用されます。
Web サービスメソッドなどの Apex クラスメソッド
Visualforce ページに適用されるカスタム Visualforce コントローラまたはコントローラ拡張で使用されるメソッド
トリガは、権限設定に関係なく、トリガイベント (insert または update) で必ず起動されます。
・割り当てられたアプリケーション
割り当てられたアプリケーション設定では、Lightning Platform アプリケーションメニューで選択できるアプリケーションを指定します。プロファイルとは異なり、権限セットではデフォルトのアプリケーションを割り当てることはできません。アプリケーションを表示するかどうかのみを指定できます。
・コミュニティ
権限セットをコミュニティのメンバーシップに割り当てると、その権限セットに割り当てられたユーザにコミュニティへのアクセス権が付与されます。コミュニティへのメンバーシップを付与するために使用されている権限セットに権限を追加すると、コミュニティメンバーにもコミュニティメンバーシップに関連しない権限へのアクセス権が付与されます。新しい権限を追加する前に、権限セットがコミュニティのメンバーシップリストで使用されているかどうかを確認することをお勧めします。
・制限
必ず、特定のエディションに関する Salesforce のエディション別の機能制限を参照してください。
・新しい権限セットとコピーした権限セット
新しい権限セットには、開始時に選択されたユーザライセンスと有効な権限はありません。コピーした権限セットには、コピー元の権限セットと同じユーザライセンスと権限があります。コピーした権限セットのユーザライセンスは変更できません。新しい権限セットに元の権限セットと同じユーザライセンスを設定する場合のみ、権限セットをコピーしてください。
・オブジェクト権限
プロファイルまたは権限セットには、主従関係のあるエンティティ (取引先など) を含めることができます。子エンティティに親が持つべき権限があると、権限の連動関係が壊れます。Salesforce は、プロファイルまたは権限セットの最初の保存アクションで壊れた権限の連動関係の親エンティティを更新します。
子エンティティに次の権限がある場合 親エンティティで次の権限が有効
「すべて変更」または「すべて表示」 「すべて表示」
「すべて変更」または「参照」 「参照」
・権限セットグループ
組織に多数の権限セットがある場合、権限セットグループを使用するとパフォーマンスが改善することがあります。
・権限セットライセンス
API バージョン 38.0 以降、権限セットを作成して権限セットライセンスに関連付けることができます。特定の権限セットライセンスを使用して権限セットを作成すると、その権限セットに割り当てられているユーザは、権限セットライセンスに関連付けられているすべての機能を利用できるようになります。
・プロファイル
API バージョン 25.0 以降、明示的に割り当てられているかどうかに関係なく、すべてのプロファイルは自動的に権限セットに関連付けられます。この権限セットには、プロファイルのユーザ権限、オブジェクト権限、項目権限と、設定エンティティアクセス権設定が含まれます。これらのプロファイルによって所有される権限セットは、照会できますが、変更はできません。また、ユーザインターフェースには表示されません。
・ユーザライセンスの制限
一部のユーザライセンスでは、ユーザがアクセスできるカスタムアプリケーション数またはカスタムタブ数が制限されます。この場合、ユーザに割り当てられたプロファイルと権限セットを使用して、許可された数のみを割り当てることができます。たとえば、ある Light アプリケーションにアクセスできる App Subscription ユーザライセンスを持つユーザは、そのアプリケーションのカスタムタブにのみアクセスできます。