はじめに
DeepL ってめちゃくちゃ便利ですよね。私は英語論文を読むとき、しばしばお世話になります。
ところで DeepL で訳そうとコピーしても、ペーストすると改行が含まれるせいで、うまく訳されないってことありませんか?そこで本記事では改行を含まずにペーストし、DeepL にきれいに翻訳してもらうやり方を述べます。
多分、よくあるやり方は
一旦ブラウザのアドレスバーに打ち込むやり方ではないでしょうか。私の知人もこのやり方を実践していました。
↓ アドレスバー
ctrl + c( pdf ビューワーにて英文をコピー)
↓
Alt + Tab(アプリをブラウザに切り替え)
↓
ctrl + l(アドレスバー選択)
↓
ctrl + v(ペースト。ここで改行が消える!)
↓
ctrl + x(切り取り)
↓
ctrl + Tab(タブを DeepL に)
↓
ctrl + v(ペースト)
みたいな。ずららっとショートカットキーが続きますが、まぁミスを誘発します。
もっと早いやり方
AutoHotKey を使います。AutoHotKey とは早い話、キースワップができる Windows のマクロと思います。
私は Adobe で pdf を閲覧しており、Adobe で ctrl + c をするとコピーしたテキストに含まれる改行が空白に置き換わるというマクロです。なお、スクリプトのほとんどは、後に挙げる記事を参考にさせて頂きました。
; Adobe で ctrl + c をしたとき、コピーしたテキストから \n を消してやる
; うまく動かないときは Sleep を増やす
#UseHook
#IfWinActive ahk_exe Acrobat.exe
^c::
first_half = %clipboard%
Send, ^c
Sleep 100
target_str = %clipboard%
; 改行コードをすべて空白に置換
StringReplace, replaced_str, target_str, `r`n, %A_Space%, All
clipboard = %replaced_str% ; クリップボードに代入
#ifWinActive
あとはこれをスタートアップのフォルダに入れておしまいです。次回から立ち上げと同時に使えるようになります。通常と同じように ctrl + c をするだけで、改行コードを含まないコピーができるようになりました。
さらにもっと早いやり方
こちらに紹介してくださっているように、DeepL へのペーストまでも自動化する方法。最初は私もこちらを試していたのですが、私の古い PC ではあまりうまくいかなかったので断念。
さらにさらに早いやり方(予想)
pdf を OCR 技術と DeepL の API と併用し、翻訳ファイルを作成するのが最も早いでしょうか… これから勉強していきたいと思います。
さらにさらにさらに早いやり方
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