はじめに
私は今SESで働いていますが、この会社に入社した時は40歳未経験でした。それまで営業、販売の仕事ばかりだったのでコールセンターの類しか参画できる現場がありませんでした。ITエンジニアらしいキャリアを積むにはどうすればいいか?そこで、私が営業だったら今の自分を売り込むにはどうすればいいか思案しました。
LinuCを選んだのはなぜ?
経験はそういう現場に参画できないことには得られない。未経験であることはどうしようもないので他のことを考えます。「経験はないけど、これならまぁいいか」と思わせるには何があればいいか考えます。わかりやすいものに資格があります。では、どの資格がいいか考えます。市場は大きいけど、だれでも持っているとはいえないものが理想です。最上位のレベルまで計画的に、順調に取得できるものが理想です。どれがいいか考えます。試案に試案を重ねた結果、選んだのがLinuCでした。
未経験のままLinuC レベル3まで
会社は資格取得を奨励しています。合格すれば受験料も報奨金も出ます。結果的に受験料は会社持ちになるけど無駄な経費を支出させたくないのでPing-tの割引チケット(バウチャー)を利用したりでコストを抑えながら計画的に受験してレベル3まで取得しました。1年ちょっとかかりましたが、この間もLinuxを使う現場には参画できず未経験のままレベル3認定までいきました。おかげさまで、その後はLinuxを使う現場に参画することもでき、そこそこの経験を積むことができています。選考の際に先方からよく言われたのが「え、未経験でLinuCレベル3まで?すごいですね」という言葉。LinuCを選んだことで期待通りの結果を得られました。
LinuCとは
受験前に割引チケットは要確認!
コスパがいいプレミアムプラン
教科書の更新にも参加しちゃった
LinuCでは努力によって評価を手に入れました。縁あって昨年からLinuCの認定機関LPI-Japanの掛け声のもとオープンコミュニティに参加し、Linuxサーバー構築標準教科書のバージョンアップに貢献することで開発協力者として名前を載せてもらいました。まだまだすごいエンジニアとはいえないレベルですが、貢献の競争に参加することで社内外に通用するソフトパワーを得るに至りました。
無償公開中のLinuxサーバー構築学習用教材「Linuxサーバー構築標準教科書」がバージョンアップ
さいごに
私が働いている会社は生涯現役エンジニアをミッションに掲げています。未経験で40代で、普通ならNGになりそう。それでもLinuCで望むキャリアを手に入れています。IT業界にいて資格選びで迷っているならLinuCがおすすめです。リスキリングにも。40歳超えて知識0からでも上述の結果を出せるのだからだれでもやれるのです。
そう、約半世紀ずっーーーーーと引きこもりで地球から一歩も出ていない石ころでも。