はじめに
未経験で40代からSESに転職して、自分を売るために取得したのがLinuCでした。Windowsは多少使えるけどLinuxは名前を聞いたことがある程度、そんなところからのスタート。まずはレベル1。
LinuC レベル1は参考書とPing-tで
何もわからないので先ず参考書から。認定教材にも指定されている翔泳社の「Linux教科書 LinuCレベル1」、あずき本と呼ばれる定番の参考書です。学校のテストと違い、ここから出題されるというものではないので情報量を増やす必要があります。解説の充実した問題集があればと探して見つけたのがPing-tです。安価で問題量も多く、ネットでの評価も高い。
LinuC レベル1 認定教材
Ping-tのプレミアムプランはコスパがいい
LinuCの認定教材は増えていますね。参考書は自分が読みやすいものを選ぶといいでしょう。
どのくらいやるといいのか
あずき本は2回転しました。Ping-tは隙間時間を利用して10問ずつ問題演習を3回転、土日のまとまった時間で模擬試験を5回。試験の合格が最優先ならPing-tで問題を解きまくることに重きを置くといいです。
Ping-tの問題演習はどうやるのが効率的か
Ping-tの問題演習は分野別に選択したり問題数を指定して出題させることができます。以下のようにして問題演習していました。
- 未出題にチェックを入れる
- 一つの分野にチェックを入れる
- 問題数を10問にしてスタート
- 回答はせず「正解」、「参考」だけ読んで終わる
- この分野の未出題数が0になるまでやる
- 未出題のチェックを外す
- 問題数をALLにしてスタート
- 今度は「正解」、「参考」を見ずに回答する
- 誤答が0になるまでALLで繰り返し出題する
これを全分野一つずつ順にやっていきました。初めのほうの分野は時間の経過とともにうろ覚えになってくるので3回転くらいやります。
受験日はいつがいいのか
確実な自信が持てるくらいになってからがいいだろうと思って余裕を持たせてかなり先の日を予約するのはいまいちです。学習スケジュールから問題演習の詰込みができた頃合いにするのがベストです。惰性の余裕期間を作るより熱いうちに打てです。
さいごに
LinuCは参考書を読んでPing-tの問題演習をやりこんで、時間があればVirtualboxなどでLinux環境を構築して実際にコマンドを打って確認していけば未経験でも3カ月ほどで確実に合格ラインに到達します。そして、レベル1、レベル2、レベル3と間を置かずにどんどん進めていくのがおすすめです。LinuCで、Windowsだけじゃない付加価値の高いエンジニアになりましょう。誰でもなれるのですから。
そう、約半世紀ずっーーーーーと引きこもりで地球から一歩も出ていない石ころでも。
VirtualboxでLinuxを試そうというときはLinuCの認定機関LPI-Japanの公開しているLinuxサーバー構築標準教科書を参考に!