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応用情報技術者試験合格体験記 (R6秋)

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はじめに

こんにちは、Be-kazuです!
昨年の秋に行なわれた、応用情報技術者試験(以下AP)を受験し合格しました。
この記事では、応用情報技術者試験の合格に向けて、私が実践した勉強方法や試験当日のお話などを紹介していきます。是非最後までご覧ください。

対象読者

  • これからAPの受験を検討している人
  • 現在APの学習を行なってる人
  • その他APに関連した悩みや疑問を持っている人

受験の動機

APの受験を決めた動機は2つあります。

1つ目は、ITエンジニアとしての知識や技術を向上させたかったからです。基本情報技術者試験(以下FE)は以前に合格していたので、よりレベルの高いAPに挑戦しようと思いました。

2つ目は、早いうちにAPを合格したいと思ったからです。APの合格者平均年齢は約28歳でおおよそ社会人6年目前後の合格が多いと予想されます。しかし社会人6年目となると、業務内容へのより深い専門性が求められると思います。そのような状況では私はAPよりも、自身の専門性を深めるような学習に尽力したいと考え、APを早めに取得したいと感じました。(筆者は社会人6年目未満の若手エンジニアです。)

勉強方法

勉強期間・時間

勉強期間は6ヶ月ほど、平日は2~3時間、休日はそれに+αの時間で勉強しました。他の資格の勉強も平行していたので、合計勉強時間は概算で300~400時間ほどだと思います。

「資格の学校TAC」のサイトでは

応用情報技術者の合格に必要な勉強時間は、情報処理技術者試験の未経験者であれば500時間程度といわれています。プログラマーやシステムエンジニアなどの実務経験者や、基本情報技術者試験の合格者であれば、基礎知識を習得しているため、200時間程度の勉強時間で合格できるといわれています

と記載されています。私はITエンジニアとしての実務経験は浅いですが、FEは合格済みなので、概ね妥当な勉強時間と思います。

勉強方法

午前
  • 参考書を一通り読む
    参考書を読むことで、試験に必要な知識を大まかにインプットしました。
    また参考書は以下のものを使用しました。この参考書は内容が詳細に書かれており、試験本番で所見の問題に出会う確率を抑えられると思い選択しました。一方で文字量が多く、イラストが他の参考書と比較して少なめなので苦手な方はいらっしゃるかもしれません。他にも様々な参考書があるので一度書店に足を運び、実際に見てみるのをおすすめします。

  • 過去問道場での演習
    参考書での知識のインプットが完了したら、お馴染みの過去問道場で演習を行ないました。
    私は過去20回分の試験範囲を選択して、過去問演習を行ないました。その際に過去問道場のチェック機能を使用することで、問題に対する理解度を把握しながら、1つ1つ解説を読んだり、自分で調べながら問題への理解を深めました。
    最終的には演習時の正答率が80%を超えるくらいまで演習に取り組みました。

問題演習時の注意点
問題をそのまま覚えてしまうと、他の問題で応用しにくいので、しっかりと理解しながら進める事が重要です。

午後
  • 「午後問題の重点対策」をやりこむ
    この参考書はAPの午後対策として有名な書籍です。APの午後過去問を演習しながら、解答の導出過程まで詳細に解説されています。繰り返し取り組むことで、解答の道筋を立てやすくなりました。
    始めに全分野の問題を数問解答しました。その後、試験本番で解答する予定の分野と予備の分野を決定し、それらの分野に絞って演習を行ないました。

  • 試験1回分を時間計測して何度か取り組む
    APの午後試験は150分で大問を5つ解答する必要があります。かなりの長丁場なので、経験として何度か時間を測定して試験1回分の演習を行ないました。
    加えて、APの午後試験は分野ごとの難易度に差があります。解答する予定だった分野が難しく、予定を変更してほかの分野を解答することも想定されました。実際に時間を測定しながら試験問題に取り組む事で、時間間隔や適切な問題を選択する練習にもなりました。

受験本番

午前(選択式)

過去問道場で何度も演習を行なっていたからか、スムーズに解答を行なう事ができました。しかしFEを受験したときと比較して、過去問からの流用は少なかったです。

また、昨今流行のAIやセキュリティに関する問題が多く出題されていたような気がします。

ちなみに、午前試験と午後試験の間に、自身の解答を入力して、予測点数を知ることができます。余裕を持って合格基準に達していたら良いのですが、基準ギリギリの場合メンタルが午後試験にも影響するかもしれないので、自身のない方は自己採点を控えたほうがいいかもしれません。

午後(記述式)

受験前は午後の解答科目を

  • 情報セキュリティ(必須)
  • プログラミング
  • システムアーキテクチャ
  • 組み込み開発
  • 情報システム開発

を予定し、予備の分野を

  • データベース
  • ネットワーク

として、準備していました。本番ではシステムアーキテクチャの問題が難しく、また予備で解答したデータベースの問題もいまいちだったので、ネットワークを解答しました。するとネットワークが非常に簡単で得点源の分野になりました。(運が良かったです。)

そして実際に一回分の試験を時間を計って解答する練習をしていたことで、本番の急な変更やそれによる時間配分も問題なく対応する事ができました。

受験後

各予備校が発表した解答速報を見ながら自己採点を行ない、以下の結果でした。

  • 午前:76点前後
  • 午後:63点前後

午前問題は問題なく合格だろうと思いましたが、午後問題に自信がなかったので。試験が終わって1週間はX(旧Twitter)や過去問道場の掲示板を往復する日々が続きました。

実際の得点は以下の結果でした。

  • 午前:77.5点
  • 午後:64点

蓋を開けてみると、自己採点とほとんど差のない結果でした。

今回午後試験ではマネジメント系、ストラテジ系の分野(所謂文系セット)は選択しませんでした。なので論述問題も少なくなり、自己採点との差が少なくなったのかなと思います。

まとめ

ここまで私のAP合格体験記を書きました。拙い文章ではありますが、少しでも参考になれば幸いです。

今後はAPで学んだ情報を実務で生かしながら自己研鑽に励んでいきたいです。最後までご覧いただきありがとうございました。

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