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RF PowerとSSID, BSSID

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RF Powerというのは、無線電波の強さのことです。

この強さは、dBmとmW(milliwatt)で表すことができます。

この、電波の強さを知ることで、私たちは、無線機器がどのくらいの範囲の通信をカバーしているのかがわかります。

では、dBmとmWで何が違うの?っと思ったと思います。違いは、指数対数スケールなのか、線形スケールなのかの違いです。以下の表を見てください。

距離(m) dBm 信号 mW 信号
1 -20 .0098911
10 -40 .0000989
20 -46 .0000247
100 -60 .000001
1000 -80 .0000000099

mWはデータを線形的に表現して、dBmはデータを対数的に表現します

APの配置方法

  • 50%の電力で電波を出しているAP(number1と名付けます)を設置します。そのして、dBmを測るソフトウェアで、-67dBmになる場所をマップで記録します。そしたら、AP(number2と名付けます)が電波を出したときに-67dBmになる場所がAP(number1)の-67dBmになる場所と15~20%重なるように設置します。
  • もう一つ考慮することがあります。それは、SNR(Signal to Noise Ratio)という、特定の場所から、ノイズの電波とAPからの電波の強さを時系列にまとめたグラフを使う方法です。APからの電波は、ノイズからの電波よりも10~20dB強くある必要があります。

WLANのSSIDとBSSIDについて

  • SSIDというのは、ローカルネットワークの名前です。そして、BSSIDは、ローカルネットワークをさらに細分化したネットワークの名前です。
  • なぜこのようなことをするのかというと、ネットワークに接続している人が歩き回った時に接続しているアクセスポイントを切り替えるためです。
  • 例えば、アリスさんがアクセスポイントAに繋いでいるとします。しかし、別のところに移動したとします、そのとき、BSSIDを使っていれば、アクセスポイントBに接続できます。もしBSSIDを使っていなければ、無線に名前がないので、どこのアクセスポイントに接続すればいいのかわからなくなります。
  • このとき、アクセスポイントを管理するコントローラーも必要になります。このコントローラーがあることで、接続しているアクセスポイントが切り替わったとしても、ログイン状態を維持することができます
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