2.4GHz ISM Bandとチャネル
- ISM領域というのは、通信以外の目的で使われる領域のことです。例えば、電子レンジだったり、医療の何かだったり
- 802.11, 802.11b, 802.11g, 802.11nは2.4GHzのISM Bandを使います。
- たいてい、11から14のチャネルがあるのですが、それを全部使おうとするとチャネル同士が干渉しあって、隣のチャネルの情報が見れてしまうので、干渉させないためにチャネル1、6、11を使います。
チャネルの領域幅に関する具体的なこと
ざっくりテキストで説明するのでわかりずらいかも知れません。
- 1つのチャネルは領域は、山のようになっています
- そして、チャネル同士の山のてっぺんの距離は5MHzぐらいで、チャネル自体の幅は、20+αMHzぐらいになっています。
- お気づきなったと思います。隣同士のチャネルは完全に干渉しているのです。
- だから、ちょうど干渉しないようなチャネル1、6、11が使われるのです。
5GHz U-NII Bandとチャネル
- 802.11aと802.11nは5GHzのUnlicensed National Information Infrastructure(U-NII) Band を使います。
- 調べたところ、どうやら5GHzのISM Bandもあるらしいです
- U-NIIは無線領域を分割するものです
U-NIIには4つの領域があります
- U-NII 1, 別名Lower-U-NII。5.150GHz~5.250GHzの領域のことです。
- U-NII 2, 別名Middle-U-NFII。5.250GHz~5.350GHzの領域のことです。
- U-NII 2E, 別名U-NII 2 Extended。5.470GHz~5.725GHzの領域のことです。
- U-NII 3, 別名Upper U-NII。5.725GHz~5.825GHzの領域のことです。
領域の使用用途
- 国によって変わるのですが、802.11aはU-NII 1, U-NII 2, U-NII 3を4つのチャネルに分割します。U-NII 2Eは、11つチャネルに分割されます。
- U-NII 1は屋内用、U-NII 2は屋内と屋外用。U-NII 3は屋外用です。
- U-NII 2EはNICが対応していないという可能性があるという問題を抱えています。
チャネルの結合
チャネルの結合は、802.11nと802.11acでできます。結合することで、高いスループットを可能にできます。
チャネルの結合というのは、複数のチャネル領域をまとめて、一つのチャネルにすることです。
例えば、チャネルを二つ合体した場合、HT40と言います。HTは、High Throughpuの略です。そして40というのは、二つのチャネルの領域の合計のことです。覚えているでしょうか?1つのチャネルの領域は20+αMHzでしたよね?
間違っていることを書いていたらコメントしてくれると嬉しいです
以上です。
お疲れ様でした。