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無線LANコントロールプレーンの冗長化

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コントローラを管理する理由について

  • 2~3台のコントローラであれば管理できるが、それ以上の台数になると管理が大変になる。具体的には、以下の理由がある
    • 電波環境を管理するため
    • APそれぞれの設定を管理するため
    • 冗長性を上げて、障害に対応するため
  • AOS8では、コントローラを管理する方法として、以下の3つがある
    • MM-MD
    • MCM-MD
    • Standalone

スクリーンショット 2022-09-29 12.26.09.png

L2 Redundancy(MM/MCM冗長化方式)

ActiveになっているMMが障害で機能しなくなった時にStandbyになっているMCMに切り替わる。StandbyになってるMCMでコントローラの設定変更が可能。preemptでActiveに切り替えられる。

プリエンプト機能(preempt)とは、任意のルータをアクティブルータにする機能
スクリーンショット 2022-09-29 12.33.04.png

L3 Redundancy(MM/MM冗長化方式)

管理IPアドレスが同一セグメントである必要がないため、サイト間での冗長が可能になる。
Primaryに障害が発生すると、Secondaryに切り替わって、Primaryが復旧するとPrimaryに切り替わる。
Secondary側では、設定変更ができず、Primaryでしかできない。
スクリーンショット 2022-09-29 12.55.06.png

L2&L3 Redundancy

この冗長をとることでMM1台の単一障害では、L2 RedundancyのVRRPにより切り替わり、サイト障害の際には、L3 RedundancyでSecondaryのMMに切り替えることが可能
スクリーンショット 2022-09-29 13.00.16.png

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