コントローラを管理する理由について
- 2~3台のコントローラであれば管理できるが、それ以上の台数になると管理が大変になる。具体的には、以下の理由がある
- 電波環境を管理するため
- APそれぞれの設定を管理するため
- 冗長性を上げて、障害に対応するため
- AOS8では、コントローラを管理する方法として、以下の3つがある
- MM-MD
- MCM-MD
- Standalone
L2 Redundancy(MM/MCM冗長化方式)
ActiveになっているMMが障害で機能しなくなった時にStandbyになっているMCMに切り替わる。StandbyになってるMCMでコントローラの設定変更が可能。preemptでActiveに切り替えられる。
プリエンプト機能(preempt)とは、任意のルータをアクティブルータにする機能
L3 Redundancy(MM/MM冗長化方式)
管理IPアドレスが同一セグメントである必要がないため、サイト間での冗長が可能になる。
Primaryに障害が発生すると、Secondaryに切り替わって、Primaryが復旧するとPrimaryに切り替わる。
Secondary側では、設定変更ができず、Primaryでしかできない。
L2&L3 Redundancy
この冗長をとることでMM1台の単一障害では、L2 RedundancyのVRRPにより切り替わり、サイト障害の際には、L3 RedundancyでSecondaryのMMに切り替えることが可能