WinSCP をコマンドラインでインストールする
複数台のデプロイ端末をキッティングするのに効率が良い方法を考えている。どうやらwinget
でアプリのインストールができる様子。
環境
Microsoft Windows 11 Home
バージョン 24H2(OSビルド 26100.4061)
作業
WinSCP のインストール
まず始めに、WinSCP が存在するかどうかを確認する。
powershell
を起動した後にwinget search winscp
と入力する。
PS C:\Users\hogehoge> winget search winscp
名前 ID バージョン 一致 ソース
--------------------------------------------------------
WinSCP WinSCP.WinSCP 6.5.1 winget
WinSCP RC WinSCP.WinSCP.RC 5.18.5- Tag: winscp winget
PS C:\Users\hogehoge>
見つかった。
この結果から、WinSCP の ID がWinSCP.WinSCP
と判明。
次に、powershell
にて winget install --id WinSCP.WinSCP -e
と入力する。
--id
は、インストールする対象の曖昧さをなくすもの。Microsoft が 「アプリケーションの ID を使用するのが最善です。」 と言っている1。
-e
は、オプションの大文字小文字を区別するというもの。
PS C:\Users\hogehoge> winget install --id WinSCP.WinSCP -e
見つかりました WinSCP [WinSCP.WinSCP] バージョン 6.5.1
このアプリケーションは所有者からライセンス供与されます。
Microsoft はサードパーティのパッケージに対して責任を負わず、ライセンスも付与しません。
ダウンロード中 https://sourceforge.net/projects/winscp/files/WinSCP/6.5.1/WinSCP-6.5.1-Setup.exe/download
██████████████████████████████ 11.6 MB / 11.6 MB
インストーラーハッシュが正常に検証されました
パッケージのインストールを開始しています...
インストーラーは管理者として実行するように要求するため、プロンプトが表示されます。
インストールが完了しました
PS C:\Users\hogehoge>
WinSCP の起動
Windows メニューに WinSCP が加わったので、クリックして起動。
インストールされたバージョンは、6.5.1(ビルド 16311 2025-05-05)
。今日が 2025/5/16なので、11日前にビルドされたバージョンということになる。最新版だ。
WinSCP のアンインストール
winget uninstall WinSCP.WinSCP -e
で、アンインストールできる。
PS C:\Users\hogehoge> winget uninstall WinSCP.WinSCP -e
見つかりました WinSCP 6.5.1 [WinSCP.WinSCP]
パッケージのアンインストールを開始しています...
正常にアンインストールされました
PS C:\Users\hogehoge>