はじめに
こんにちは、現在kintoneノーコード開発で日々試行錯誤しているばんちゃん(@Banchan_k12)です。
今回は、「営業支援パック」というサンプルアプリで用意されている3つセットになっているアプリの役割と構成を見てみようと思います。
対象
- これから新規アプリを作ってみようと思っている方
- サンプルアプリを使ったことがない方
導入
kintoneアプリを作るにはいくつか方法がありますが、「kintoneアプリストア」には様々な業務テーマに沿ってフィールド設定されたサンプルアプリが準備されています。
準備
サンプルアプリ「営業支援パック」を追加します。
kintone ヘルプ
営業支援パックを使ってみよう
「営業支援パック」は、顧客や案件、商談を一元管理できる、営業活動に便利なアプリパックです。
「顧客管理」「案件管理」「活動履歴」という3つのアプリで構成されており、アプリ同士がkintoneの機能で連携することで、それぞれに登録した情報をアプリ間で活用できます。
確認
顧客管理アプリ
顧客の基本的な情報を管理するアプリ
このアプリで管理するデータを各アプリ先ルックアップ取得することで毎回入力する手間がなくなり、情報の修正変更も一か所で管理できます。また、個々の表記ゆれなどの発生が防げます。
案件情報アプリ
顧客案件を管理するアプリ
案件に紐づいた情報をまとめて管理、共有できます。
活動履歴アプリ
営業活動を記録するアプリ
業務を行う中で、日々の活動を入力・更新して時間の経過とともにデータ量も蓄積されていきます。
「営業支援パック」は下記のように3つのアプリでそれぞれのデータをストックしていき、各アプリと連携して必要な情報を共有しています。
注意点
ルックアップ元から取得しているアプリ内フィールドを修正、更新した場合は、手動でルックアップ再取得更新する必要があります
まとめ
今回ご紹介したのは「営業」という業務にあわせたサンプルアプリでしたが、「人事」「販売」など様々な業種、業態についても、各アプリにどんな情報を蓄積して、連携・共有するかというアプリ構築の流れをあてはめて見えてくるのではないかなと思います。
ぜひサンプルアプリを活用して実際に確認してみてください。