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【kintoneノーコード開発】kintoneスペースを活用してみよう

Last updated at Posted at 2025-05-08

はじめに

こんにちは、現在kintoneノーコード開発で日々試行錯誤しているばんちゃん(@Banchan_k12)です。
今回は、アプリを作って運用しているけれど、組織ごと、グループごとで関連したアプリをまとめて管理したり運用したいというときにスペースを活用してみませんか?というご紹介です。

対象

  • アプリを運用するときに、限定したメンバーに閲覧権限を設定したり、運用したい
  • 限定メンバーでコミュニケーションをとる場所が欲しい

1.スペースとは

:bulb:「チームで使う共有空間(部屋)」みたいなもの

会議室・掲示板があるようなイメージ
プロジェクトや部門ごとに専用の「スペース」を作ることで情報を整理して共有することができるので、プロジェクト管理や社内ポータルに適しています
20250506_3.jpg

2.スペースでできること

  • スペース内アプリを複数置ける
  • メンバーの権限を管理できる
  • 通知をまとめて管理できる
  • 複数人で情報共有のグループルームとして活用できる
  • テーマごとにスレッドを立てて情報共有できる
    20250506_1.jpg

3.スペースの設定について

:point_up:スペース一覧の+ボタンから
  • はじめから作る
  • スペーステンプレートを使う

スペーステンプレートについて

スペーステンプレートとは

スペースの作成に使用するひな型
スペーステンプレートとは

20250506-20.jpg

スペーステンプレートの作成方法

テンプレート化したいスペースポータル画面右上の...をクリックし、「テンプレートを作成」を選択
スペースをテンプレート化する

20250506_6.jpg

20250506_5.jpg

※スペーステンプレートはファイルに書き出すことができるので、他のドメインのkintoneに読み込むことができます
スペーステンプレートをファイルに書き出す

:point_up:スペースの設定

必要設定箇所にチェックをつける
20250506_7.jpg

:point_up:メンバーを管理

スペースに参加させたいユーザーや組織、グループを選択する
スペースの管理権限も付与できる
20250506_8.jpg

4.スペース内アプリの設定

:point_up:新規アプリ追加

スペースポータル画面右上の...をクリックし、「アプリを追加」を選択
通常通りにアプリ作成します
20250506_11.jpg

:point_up:既存のアプリをスペースへ移動

移動したいアプリの設定画面→「アプリの所属するスペースを変更」をクリック
移動したいスペースを選択して保存する
20250506_10.jpg

5.スレッドについて

スレッドにコメントを書き込むと、そのスレッドをフォローしているユーザーに通知されます
メンション(@宛先指定)して書き込むと宛先のユーザーには「自分宛」で通知されます

20250506-22.jpg

その他スレッド機能

スレッドアクション

スレッドのコメントやURLを指定したアプリのレコードに転記できる機能
スレッドアクションでできること

20250506-23.jpg

スレッドをフォロー/解除

スレッドをフォローすると、フォローしたスレッドの更新通知を受信できる
公開スペースは、スペースに参加していなくてもフォロー可能
スレッドをフォローする/フォローを解除する

20250506-24.jpg

まとめ

スペースがあることで情報が整理され、チーム全体での運用がスムーズになります。
アプリをスペースにまとめるという流れを意識すると、kintoneの構造がグッと理解しやすくなり、スペースをうまく使うことで、業務の見える化・効率化がぐんと進むようになりますね。

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