Craft CMS のテンプレート内で取得できる文字列や配列といった変数の内容、または、エントリなどのエレメント(オブジェクト)の構造などを知りたいとき、ここで紹介する無償プラグインを導入することで Laravel の dd
メソッドと同様の形で情報を確認できるようになる。
プラグインのインストール
管理画面のメインメニューから プラグインストア
に移動後、検索ボックスに dumper
と入力。

ヒットした Dumper
プラグインをインストールする。
テンプレートの調整
このプラグインは、テンプレートで定義可能なファンクションを2つ追加する。
{{ d(entry) }}
d
ファンクションは dump
のみで、後に続くコードも処理される。
{{ dd(entry) }}
dd
ファンクションは dump and die
となり、このファンクションが定義された場所で処理が終了となる。
出力サンプル
任意のエントリを出力すると、下記のようになる。
シンタックスハイライトなどで見やすく整形されているため、Twig 標準の dump
ファンクションの出力結果よりも判りやすい。

なお、カスタムフィールドは _behaviors > customFields
のオブジェクトにフィールドハンドルと値のセットが出力されるため、これを参考にテンプレートを調整すれば効率化が図れる。