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Golang勉強メモ 雑記

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golangを動かして思ったことを雑多にメモする
大きくなりそうなものは別途記事としてまとめる

静的解析が便利(らしい)

静的解析とは

コードを実行せずにきれいにしてくれるマン
golang自体がシンプルなコードで、静的解析のしやすさを目指しているらしく
静的解析との相性がいいらしい。
https://golang.org/doc/faq#change_from_c

Second, the language has been designed to be easy to analyze and can be parsed without a symbol table.

fmt

公式から提供されているフォーマッタ。
ファイル保存のタイミングで、自動的にソースのフォーマットを行ってくれる。
実施してくれるのは

  • 行間のフォーマット
  • 変数、型のインデント揃え
  • 不要(ソース内未使用)パッケージの削除
  • 制御構文の()削除※
    ※golangはif,switch,forの制御構文に()は利用しない

など
ezgif-3-89c5e65aac7a.gif

fmtやgoのフォーマットに関する詳しい情報はこちら
Command gofmt
Effective Go

使おうと思っている自作のパッケージをimportに書いて、
コード内で使用せずに保存すると消えてしまうのでちょっと悲しい。

lint

コードの改良案を提案してくれる。
image.png
おおまかな提案内容は以下の通り

  • 構造体へのコメント付与
  • パブリック関数へのコメント付与

vet

デッドコードの検出をしてくれる。
デフォルトじゃ入っていない気がする。
未着手。

packageの扱い

とりあえず色々ソースを作って動かそうと思ってこんなディレクトリ構成にしてる。
gogo.goは疎通確認、person.goは構造体のテストで
お互い独立したソースファイルである。

golang
├gogo.go
└person.go

goは

  • 少なくとも1つのpackageに所属する必要がある
  • コンパイル→実行時にpackage mainmain関数を実行する

ので上記両ファイルともpackage mainに所属させ、main関数を作成すると
修飾子が重複していると注意されてしまう。
image.png

go run person.goのようにファイル名を指定して実行すると
一応実行はできるのだが、ちょっと気持ちわるい。
パッケージへの所属が必須の言語ではどう整理するのが正解なのか。

一旦は作りたいソースごとにパッケージにわけ、
main.goでソースを呼び出す形に変更することに。

golang
├main.go
├hello
│└gogo.go
└person
 └person.go
package main
import "./person"
import "fmt"

func main() {
	fmt.Println("start")
	person.score()
	
}
package person

import (
	"fmt"
)

// Person はテストの点数管理の構造体です。
type Person struct {
	name    string
	english int
}

func score() {
	bob := Person{"Bob", 60}
	fmt.Println(bob.name, bob.english)

	if bob.english > 60 {
		fmt.Println("OK")
	} else {
		fmt.Println("NG")
	}
}

これでmain.goから自作のpackage personを読み込めると思ったのだが、
参照できず、import文から削除される・・・

原因を調査したところ、golangでは
メソッド名が小文字の場合、package外に非公開(private)、
メソッド名が大文字の場合、package外に公開(public)という設定になるらしい。
公式ドキュメントだとこのあたり?

If you have a field called owner (lower case, unexported), the getter method should be called Owner (upper case, exported), not GetOwner. The use of upper-case names for export provides the hook to discriminate the field from the method.

下記の通りメソッド名を大文字にしたところ実行できた。
小文字でも自コード内での参照はできるため、エラーにならず
原因解明に時間がかかった。

package main

import (
	"fmt"

	"./person"
)

func main() {
	fmt.Println("start")
	person.Score()

}

package person

import (
	"fmt"
)

// Person はテストの点数管理の構造体です。
type Person struct {
	name    string
	english int
}

// Score 評価のためのメソッド
func Score() {
	bob := Person{"Bob", 60}
	fmt.Println(bob.name, bob.english)

	if bob.english > 60 {
		fmt.Println("OK")
	} else {
		fmt.Println("NG")
	}
}

go run main.go
start
Bob 60
NG

参考ドキュメント

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