はじめに
「ああ、応用情報受験まで時間無いのに全く勉強してねえ、、」
「そろそろ勉強始めないとだけど何から勉強したらいいかわかんねえよ、、」
って人は多いと思います。
そんな人たちに向けて、今回は私が約1ヶ月半の勉強で合格した体験記を書いてみようと思います。
全てとは言わずとも、参考になる部分があればなと思います。
前提条件
私は10/8の試験日に向けて8/25らへんに勉強を本格的に始めました。
勉強を始める時の私の状態としては、
- 6月後半に基本情報を合格して、その後は資格勉強をしていない
- 大学時代に情報系の知識を多少学んでいる(あまり定着していない)
- SIerの新入社員研修で多少のネットワークの知識(お情け程度)とJavaやSQLを学んでいる
です。
まっさらな状態では無かったことだけ念頭に置いといてください。
とはいえ、多くの受験者の方は「基本情報を取得している」 or 「大学や実務でそれなりに学んでいる」のどちらかには該当すると思うので、大丈夫かなとは思います^^
勉強の手順
具体的な手順の話に移っていきます。
私が行った手順は、
- 午後試験にどれを選択するか決める
- 午前試験の勉強を分野別に行う
- 午前試験の過去問を繰り返し解きながら、午後試験の勉強をする
です。
選択問題の決定
学習を効率的に進めるためにまずは午後試験でどれを選択するかを決める必要があります。
私が午後試験で解いたのは、
- セキュリティ(必須)
- データベース
- プロジェクトマネジメント
- サービスマネジメント
- システム監査
です。
「応用情報 午後試験 おすすめ」みたいな感じで検索して決めましたね。
何を選ぶかは基本的に自由ですが、下三つは解いた感じまじで国語の問題だなと思いました。
国語が大の苦手で理系に逃げた私ですらできたので、国語が苦手な方でも大丈夫だと思います。
アルゴリズムは私は得意な方で基本情報も科目Bはほぼ勉強せずにいけましたが、沼る可能性があるので避けました。
調べてると、スタメン4つに予備2つぐらいあるといいみたいな意見を見るかと思います。
全然悪いとは思わないのですが、勉強時間がそんなにないことと、試験本番でどっち解くか迷いたくないので、先に4つを絞り込んでそれだけを勉強しました。
まあ、好みですね。
午前試験の勉強を分野別に
ここから本格的な学習です。
基本的に、応用情報技術者試験ドットコムというサイトと合格教本という参考書を使用しました。
(https://www.ap-siken.com/)
(参考書は、網羅性があり、これ一冊もっておけば知識習得は事足りるという点から合格教本を選びました。非常に分厚く、中身も別におもんないので、一冊通して読むという使い方はせずに主に辞書として使用しました。)
なぜ分野別に勉強をするかというと、理由は下記2つです。
-
分野によって出題数に偏りがある
午前試験はセキュリティやネットワークの出題数が多いなど、分野によって偏りがある。したがって、より多く出題される分野を得意な状態にしておくのが強いと考えた。 -
午前と午後の両方の勉強ができる
午後試験を解くためには午前試験の知識が必要。午後に受ける分野を先にマスターすることで、はやめに午後の学習に入ることができる、かつ午前の点数も上がるので効率的だと考えた。
そうは言ったものの、全ての分野を一個ずつやっていっては敵わないので、重要な分野だけしっかり分野別で学習してあとは年度別で過去問を解く形で進めました。
私が分野別に学習をしたのは、午後に受ける科目とネットワークだけですね。
あとは、過去問解いた後に苦手なところをちらほらやったぐらいです。
セキュリティが午後で必須だし午前でも出題が多いしで最優先で取り組みました。
学習の流れは以下です。
合格教本で学習する分野のページを一通り目を通す。(なんとなくでいい)
↓
応用情報ドットコムの分野別のページで問題を解き、わからないところをテキストで読み直す。
↓
全ての問題を解いたら次の分野に進む。
午後試験で受ける分野の場合、午後試験の勉強も始める。
午後試験の学習期間確保のために、午後試験で受ける分野を優先的に取り組み、終わった分野から順に午後の勉強に入りました。
午後試験で受ける分野を全てやり終えたのは、受験日2~3週間前だったかと思います。
午前過去問の繰り返し
ひとまず分野別の学習が終わったらとにかく過去問道場で過去問を解いていきます。
応用情報は過去問から同じ問題が頻繁に出題されるので過去問は解いたもん勝ちです。
確か過去2回からの出題は無かった気がするので、3回分前のやつから始めるといいと思います。(詳しいことは調べてね^^)
ここでは、まず過去問道場にログインしました。
ログインすることで、問題に緑黄赤のチェックをつけられるようになります。
復習する上で非常に役に立ちました。
用途は人それぞれ自由に決められますが、私は以下のように使用しました。
緑 | マスターした問題。チェックするときは緑しかついていない状態。 |
黄 | 少し心配な問題。単体では使用せず、使う時は赤もついている状態。自信がついたら赤と黄を消して緑に昇格。 |
赤 | わからなかった問題。復習で使う。解けたら赤は残したまま黄色に昇格。 |
赤→赤&黄→緑で理解度が上がっていく感じですね。
過去問道場はそれぞれの色ごとでしか復習できません。とりあえず「赤」を押せば復習したい問題が全て出題されるようにするために、黄をチェックつける時は赤もついている状態にしていました。
緑は復習する必要ないですから単体でOK。
これを駆使し、問題を解いてはチェックをつけ、テキストでその問題に関する場所周辺を読み漁ることを繰り返しました。
(私は3年分ぐらい解きましたが、ちょっと少なかったなと感じてます。)
そして、「赤」の復習を通勤時間などの隙間時間で行いました。
午後試験
午後試験の学習にはこの問題集を使用しました。
この問題集で自分の決めた分野の問題を全部解く。これだけです。
文章題はわからなくても絶対何かしら書くことだけ意識しました。
国語の試験じゃないので、意味合いがあっていれば本番試験では点数を貰えます。
よって、とりあえずテスト用紙を埋める練習をするのが大事です。
さいごに
以上の方法を試した結果、午前が67点、午後が84点でした。
勉強始めた時は午後の方が難しいと思っていましたが、実は鬼門は午前だったりするかもです。
時間がなくて焦っている方もいるかと思いますが、一つ一つこなしていくことでだんだん焦りは晴れていくと思いますので、頑張ってください。
この記事に何か参考になる部分があったら嬉しいです。
余談
iPad神だよ。買って良かった。
これからいろいろ勉強したい人は迷ったら買っとこう。