RaspberryPi3を買ってSSHして電源を切るまで #RaspberryPi

こんばんは
Raspberry Piを買いました（唐突）
セットアップしていきたいと思います。

購入したもの

Pi 3 Starter Kit 32GB V4 1,000万台突破記念キット¹
10mのLANケーブル²
microSDカード³
SDカードリーダ⁴

最初は本体や周辺機器をそれぞれ単品で探していたときに、2.5AのmicroUSB電源アダプタで良さそうなものがなかったので、公式の電源アダプタ付きのキットにしました。

購入したキットは、ケース、HDMIケーブル、NOOBS書き込み済みのmicroSDカード、電源アダプタがついているのに1万円切っていてステキです。

手持ちから用意したもの

本体のセットアップ

本体をケースに入れます。
HDMIケーブルで本体とTVをつなぎます。
LANケーブルで本体とルータをつなぎます。
本体にApple Keyboardを挿します。
本体にApple Mouseを挿します。
本体にmicroSDカードを挿します。⁶
電源アダプタで本体とコンセントをつなぎます。

Raspbian(OS)のインストール

RaspberryPiのOSインストールマネージャであるところのNOOBSを用います。

Raspbianを選択してInstall(i)をクリックします。
30分ほど待ちます。

IPアドレスの確認

Raspbianが無事起動したら画面左上のTerminalをクリックしてターミナルを立ち上げて、そこでIPアドレスを確認します。

$ ifconfig eth0

IPアドレスがわかったらMacBookAirからSSHで接続するため、もうTVはいいです。

ちなみにうちのIPアドレスは192.168.11.12でした。

SSHで接続

MacBookAirのターミナルやiTermからRaspberryPiにSSHします。

ここで用いるのはデフォルトのpiユーザです。

パスワードはraspberry

$ ssh pi@192.168.11.12

エディタ変更

nanoエディタ得意ではないのでvimにしたい。⁷

$ sudo update-alternatives --config editor
alternative editor (/usr/bin/editor を提供) には 3 個の選択肢があります。

  選択肢    パス             優先度  状態
------------------------------------------------------------
* 0            /bin/nano           40        自動モード
  1            /bin/ed            -100       手動モード
  2            /bin/nano           40        手動モード
  3            /usr/bin/vim.tiny   10        手動モード

現在の選択 [*] を保持するには Enter、さもなければ選択肢の番号のキーを押してください: 3

ユーザ作成

デフォルトのpiユーザはpiグループで、UIDとGIDはそれぞれ1000。
デフォルトのユーザではなくて、操作用のユーザを別に作ります。

# ホームディレクトリ作成
$ sudo mkdir /home/kujira

# ユーザ作成(グループはpiを使う)
$ sudo useradd -u 2000 -g 1000 -d /home/kujira -s /bin/bash kujira

# パスワード設定
$ sudo passwd kujira

# ホームディレクトリのパーミッション変更
$ sudo chown -R kujira:pi /home/kujira

# sudo 設定
$ sudo visudo

## 以下を追記
kujira ALL=(ALL) NOPASSWD: ALL

前の項でエディタを変更していないとvisudoがnanoで起動して絶望できる。

SSHで接続再び

先程作成したユーザで、MacBookAirのターミナルやiTermからRaspberryPiにSSHします。

# 次の作業のため公開鍵をクリップボードにコピーしておく。
$ pbcopy < ~/.ssh/id_rsa.pub

パスワードは自分で設定したもの

$ ssh kujira@192.168.11.12

公開鍵設置

# ディレクトリ作成
$ mkdir .ssh

# authorized_keys 作成
$ vi .ssh/authorized_keys

## クリップボードの内容を貼り付け

$ chmod 700 .ssh
$ chmod 600 .ssh/authorized_keys

MacBookAirからSSHした時にパスワードを尋ねられなかったら成功。

Raspian 設定変更

$ sudo raspi-config

Internationalisation Option -> I2 Change Timezone
アジア -> Tokyo

Internationalisation Option -> I4 Change Wi-fi Country
JP Japan

Finish
Would you like to reboot now?
いいえ

OSの更新

セキュリティのためにもOSの更新をします。⁸

$ sudo apt-get update

$ sudo apt-get dist-upgrade

$ sudo rpi-update

電源を切る

今日はここまで。⁹

$ sudo shutdown -h now

おわり

きっとつづきます

参考と注釈

公式電源アダプタついてるし、microSDカードにはNOOBSインストール済みだし言うことない。 ↩
なんでこんなものを買ってしまったんだろう。 ↩
ねんのため。 ↩
MacBookAirから、ねんのためのmicroSDカードにOSを書き込むため。 ↩
モニタ代わり。HDMIで接続できるもの。 ↩
挿してばっかり。 ↩
しかしvimも得意ではない ↩
もろもろ設定を始める前にやればよかった。 ↩
LチカしたいけどLED買ってないね。 ↩