2
1

More than 1 year has passed since last update.

Xplenty入門 Part1 :データ接続の設定方法

Last updated at Posted at 2020-05-10

こんにちは。今回はXplentyではじめに行うデータ接続の設定方法について紹介します。

Xplentyには大きく分けて2種類のデータ接続方法があります。
方法が分かれる理由はXplentyがあらかじめそのデータソース専用(Native)にコネクタを提供しているかどうかによります。

#1.専用コネクタがある場合
Xplentyの左側のメニューからConnect(稲妻のアイコン)をクリックすると作成できます。

image.png

以下の選択肢の中から接続したいデータの設定を行なっていきます。
New connection · ETL and Reverse ETL 2022-06-15 at 11.47.43 AM.jpg
New connection · ETL and Reverse ETL 2022-06-15 at 11.47.24 AM.jpg

#2.専用コネクタがない場合
専用コネクタがない場合でも、データソース側でデータ取得用のRest APIが提供されている場合、Xplentyが提供する汎用的なRest APIコンポーネントで接続することが可能です。
余談ですが、データ取得以外にも、XplentyではRest APIにCurlコマンドでリクエストを送信し、Rest API経由でデータを書き込む機能があります。(詳細はこちらのブログをご覧ください。)

例えば、Kintoneに対してRest APIで接続したい場合、コンポーネント選択画面で「Rest API」を選択します。
image.png

次にRest APIの設定画面で接続に必要なヘッダー情報をセットします。
image.png

もちろん、どの項目を取得するか?など後続の設定を行いますが、基本的にはこれだけでAPI経由でデータを取得する接続設定が完了します。

ちなみにKintoneは、XplentyのIntegrationページの接続リストに掲載されていませんが、Xplentyの汎用的に使えるRest APIコンポーネントで接続することが可能です。

##注) Rest APIコンポーネントで接続できない場合
今回の例は比較的に簡単な場合ですが、認証のプロトコルがOAuth2の場合、注意が必要です。

  • 「grant type」がClient Credentialsの場合: OK
  • 「grant type」がAuthorization Codeの場合: NG

えっ!NGの場合、つながらないってこと?と思う方がいらっしゃるかと思いますが、この場合はXplentyに問い合わせをしてみてください。複数のお客様からの潜在的なニーズが見込まれるものについては、専用コネクタが開発され、提供される可能性があります。

OAuth2の場合、AccessTokenを取得する際に一度トークン取得用のURLにTokenをリクエストするのですが、この辺の設定をどうXplentyで実装するか?についてはこちらのブログの「利用シナリオ2」で解説しています。

#最後に
XplentyはクラウドネイティブなETLツールです。したがってデスクトップツールのインストールは不要です。ブラウザがあれば、クラウド上の様々なアプリケーションやデータベース、ストレージに対して、簡単に接続、加工、ロードすることが可能です。
ぜひ無償トライアルで操作感を試してみてはいかがでしょうか?

2
1
0

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up
2
1