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Rubyのインストール方法

Last updated at Posted at 2022-12-31

はじめに

※以下の内容には誤りが含まれる可能性があります

Rubyを学習したいと思い、じゃあ何からしたらいいんだ?とワタクシは最初思いました。

「Rubyが無いじゃんYo!」

いや正確にはあるんですが、それは後述します。

具体的な内容

まずRubyをインストールしなきゃ始まらない

インストール方法はさまざまです。OSによっても違いますし、そのOSの中でも複数の方法があるのです。

macOS/linux

  • OS標準のRubyを使う。

  • ソースからビルドする。

  • パッケージ管理ツール(Homebrewなど)を使ってインストールする。

  • Ruby専用のパッケージ管理ツール(rbenv、RVMなど)を使ってインストールする。

Windows

  • Rubyinstallerを使う。
  • WSLまたはWSL2のLinux環境にRubyをインストールする。

その他

  • コンテナ環境(Dockerなど)を使う。
  • クラウド上の開発環境(AWS Cloud9などを使う)

ざっとこれくらいあります。

ちなみにMacOS/Linux環境の場合はRubyが最初からOSにイン

ストールされていることがあります。

OS標準のRubyは最新のRubyではない可能性があります。

それと、gemという外部ライブラリのインストールでもトラブルが起きやすいです。

なのでOS標準のRubyを使うことは避けるべき。

その他はソースコードをダウンロードしてマシン上でビルドしたり、Homebrewのようなパッケージ管理ツールを

使ってインストールする方法があります。ですがこれも最新のバージョンとは限らないようです。

じゃあどうすんのよ!

あります。

最新バージョンや特定バージョンのRubyを確実にインストールしたい場合は、rbenvやRVMなどのRuby専用のパッケージ管理ツールを利用するのがベストです。

rbenvやRVMを使用すると1つのマシンに複数のバージョンのRubyをインストールでき、自由に切り替えることができます。

rbenvって何?

rbenvとはrubyの複数のバージョンを管理し、切り替えるツールです。

例えばある開発者が自分のPC上で3つのアプリを開発していて、

それぞれのアプリが利用しているRubyのバージョンが違うとします。

1つのマシン上にインストールして使えるRubyは1つなので、この

場合だとRubyを毎回インストールし直すとか、

仮想マシンを使うなどの工夫をしなければなりません。

rbenvを使えば1つのマシンで複数のバージョンのRubyを扱える

ようになり、そのバージョンの切り替えが簡単になります。

rbenvのインストール方法

Homebrewを使うとrbenvを簡単にインストールすることができます。

ちょっと待ってHomebrewってなに?

Homebrew(ホームブルー、ホームブリュー)とはRuby専用のアプリケーション管理ツールです。パッケージマネージャーとも呼ばれます。

ということでHomebrewのインストール方法をご紹介!

Homebrewページに移動し、記載されているインストールコマンド(シェルスクリプト)をターミナル画面にペーストし実行(Enter)します。

スクリーンショット 2022-11-26 19.02.30.png

このスクリプトをターミナルで実行します。

/bin/bash -c "$(curl -fsSL https://raw.githubusercontent.com/Homebrew/install/master/install.sh)"

インストールが進み、最後のほうに[Installation Successful!]と表示されたらインストール完了。

ちなみにHomebrewのバージョンが古ければ事前にアップデートする必要があります。

Rubyのインストール

Homebrewがインストールされたら、ターミナルに以下のコマンドを入力します。

terminal
$ brew install rbenv ruby-build

次にrbenvの初期化スクリプトを.bash_profileへ追加するコマンドを入力します。

terminal
$ echo 'eval "$(rbenv init -)"' >> ~/.bash_profile

.bash_profileを実行後、動作を確認します。
コマンドは以下の通りです。

terminal
$ source ~/.bash_profile $ rbenv --version

インストールできたか確認

terminal
$ rbenv -v
terminal
$ rbenv -v
rbenv 1.2.0

バージョン番号が表示されていれば、rbenvのインストールは成功です。

rbenvを使いRubyをインストールする

terminal
$ rbenv install -l
2.6.9
2.7.5
3.0.3
...

バージョンを指定してインストールする方法は、
rbenv installコマンドの後に、インストールしたいバージョン情報を続けて入力します。

terminal
$ rbenv install 3.0.3

完了したらrbenv versionsコマンドでインストールしたバージョンの確認をする。

terminal
$ rbenv versions

実行結果は次のようになる。

terminal
$ rbenv versions
* system
  3.0.3

アスタリスク「*」のマークがついているのは、現在システム全体、または現在のディレクトリに適用されているRubyのバージョンです。
この場合はまだバージョン3.03が適用されていない状態なので次にRubyのバージョンを切り替える必要があります。

Rubyのバージョンを切り替える

適当な作業用のディレクトリを用意します。

terminal
$ mkdir rbenv_test
$ cd rbenv_test

作ったディレクトリ (rbenv_test) で Ruby 3.0.3 を使えるようにするにはrbenv local 3.0.3というコマンドを入力します。

terminal
rbenv local 3.0.3

実行しても何も表示されないのは隠しファイルとして.ruby-versionというファイルが作成されており、このファイルが存在するディレクトリで使うRubyのバージョンを指定しています。

terminal
$ ls -a
.		..		.ruby-version

ruby -vコマンドを入力してみると

terminal
$ ruby -v
ruby 3.0.3p157 (2021-11-24 revision 3fb7d2cadc) [arm64-darwin21]

3.03と表示されればOKです。

まとめ

公式を参照するのが確実ですが、1つのポイントを決めて、ネットの記事を参考にざっと目を通して

なんとなく掴んでから、公式に当たるのがいいかもしれません。

とはいえ公式は英語なので、日本語情報が欲しければ、ネットの情報を参考に自分の使ってるOSと同じか、

投稿日時が新しいか(1年以内のものが望ましい)

といった点にも注意することが大切です。

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