テックキャンプに関して
未経験からエンジニアを目指す上で、プログラミングスクールに通うというプロセスを選択する事は、世論として賛否両論あるかと思うが、結論として私個人としては選択して良かったと思える環境であった。
今からお話しする内容は、他人からすると間違っていると感じる事や納得して貰えない事はあると思うが、プロセスなど人其々違って当たり前だと感じる。それが間違っていたか正解かは本人が決める事だとも感じる。
具体的に、私がテックキャンプに通って良かった点を下記にてざっくばらんに述べさせて頂く。
1点目: クラス単位での取り組み(アウトプットの習慣化)
実際は、クラスと言えど、勿論カリキュラムをこなすのは己自身ではあるが1日に数回、クラスの仲間とZOOMでコミュニケーションを取る。コミュニケーションの内容としては、カリキュラムの進捗具合などもあるが、メインとしては学んだ事をアウトプットし合う、そして不明点をクラスで共有し、皆で教え合うという習慣が構築されていた事は、自分自身非常に有意義であった。
今までの人生を振り返ると、学ぶ事に対する推進力や探究心などはある方ではないかと自負していたが、インプットだけをとにかく繰り返し、アウトプットに同じ時間を掛けられていなかった事に気づけたのは、紛れもなく収穫であった。また、教え合う時などもどのように言語化をすれば他人に理解してもらい易いかを考えると余計に、知識が頭に記憶されていく事を実感出来、改めて言語化してみると自分の理解の相違や浅さなども客観的に気づく事が出来、学びの環境としては自分の新しくより効率的な勉強の型を身に付ける事が出来、充実していた。
また、個人的には誰かと切磋琢磨出来る事こそが、負けず嫌いの性格が働き、初日から最終日まで1日も無駄にする事なく勉強に取り組めた一番のエネルギーとなっていた為、ありがたかった。
2点目: メンター制度
メンター制度に関して、賛否両論ある点だと予想するが私はこの制度に関しても非常に満足した。なぜかというと、私はメンターに頼るではなく、メンターを逆に利用するような気持ちでこの制度を利用していた事で、間近で実務経験者の知識や技術を見聞きする事が出来、大変為になった。
前述の通り、カリキュラムで躓いたポイントをメンターに教わる為に使用していたというよりも、メンターの考え方やソフトウェアの使い方、現場で使用頻度の高いショートカットなど、カリキュラムには載っていないような知識をメンターから学べたのは非常に実践を常に意識して取り組めていた為、私はこの制度に満足していた。
また、メンター制度に関して否定的な意見があるのも理解できる。現場に出ると常に教えてもらえる人なんていないや結局、エンジニアは自分で解決出来る力を磨く必要があるなどもわかる為、鼻からメンター制度を答え合わせや受け身の体制で使用しているような方には正直、学びになっているのかは疑問が生じる点があるのかも知れないと思う。
3点目: 卒業後の転職サポート
この制度も非常に利用させて貰い、大変助けられた。
エンジニア未経験且つ転職自体も初めてということで、転職に関してやエンジニア界隈・IT業界に関して、CAの方のノウハウ共有は非常に今後の進路を決めていく上で、参考になる点が多かった。その中でも、面接対策や書類の添削など、私が就活の時に対策していた内容と転職時ではまるで異なり、自己分析の甘さや過去の就業経験をどのように相手に分かりやすく伝えるかといった事も、主観だけでは到底クオリティを上げていく事は難しかったと、今感じている。
以上、テックキャンプに通う事は非常に有意義な期間であったと思う。繰り返しお伝えするが、プログラミングスクールに通う事に関して賛否両論あって当たり前だが、仮に通うという事で有れば、どこで学ぶというよりかもその環境を利用して自分がどう学ぶのかにフォーカスする事も大事な要素だと私は感じる。