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【Google Spread Sheets】SUMIFS関数を使って、別シートでテーブルを成型する

Last updated at Posted at 2022-10-27

SUMIFS関数とは

複数の条件に一致するセルを検索し、
見つかったセルと同じ行または列にある[合計対象範囲]のセルの数値の合計を求める。
※参考:SUMIFS関数で複数の条件を指定して数値を合計する

■入力方法
SUMIFS(合計対象範囲, 条件範囲1, 条件1, 条件範囲2, 条件2, ...)

・合計範囲 :合計する範囲。
・条件範囲1:条件1に対して検証する範囲。
・条件1  :条件範囲1に適用するパターン。
・条件範囲2:条件2に対して検証する範囲。
・条件2  :条件範囲2に適用するパターン。

実用方法及び、業務でどのように使用したか。

DBやDWHからスプレッドシートにテーブルをインポートし、
テーブルの形でインポートした表の成型・月別集計を行った。

手順

1)BigQueryやTreasureDataからスプレッドシートにテーブルをエクスポートする

テーブル形式でインポートする。

A B C D
1 date id name
2 2022-01-01 1 2
3 2022-01-03 2 3
4 2022-02-01 3 4
5 2022-04-11 4 5
6 2022-04-11 5 3

※この表は、Google Spread Sheets内で匹数シートと名付けているとする。

2)上記とは別のシートで、SUMIFS関数で成型する。

1)でテーブル形式でインポートしたものを、
下記のように、月別で匹数を表示するなどができる。

A B C D E
1 1月 2月 3月 4月
2 月別匹数 5 4 0 8
  • 1行目のB列以降のデータ
    └B列:2022/01/01として日付型で格納し、表示形式を1月としている。
    └C列:2022/02/01として日付型で格納し、表示形式を2月としている。
    └D列:2022/03/01として日付型で格納し、表示形式を3月としている。
    └E列:2022/04/01として日付型で格納し、表示形式を4月としている。
    表示形式>数字>m月で、表示形式の変更が可能

  • 2行目のB列以降のデータ
    └B列:=SUMIFS('匹数シート'!$D$1:$D$6, '匹数シート'!$A$1:$A$6, ">=" & B$1, '匹数シート'!$A$1:$A$6, "<=" & DATE(YEAR(B$1), MONTH(B$1)+1, DAY(B$1)-1))
    └C列:=SUMIFS('匹数シート'!$D$1:$D$6, '匹数シート'!$A$1:$A$6, ">=" & C$1, '匹数シート'!$A$1:$A$6, "<=" & DATE(YEAR(C$1), MONTH(C$1)+1, DAY(C$1)-1))
    └D列:=SUMIFS('匹数シート'!$D$1:$D$6, '匹数シート'!$A$1:$A$6, ">=" & D$1, '匹数シート'!$A$1:$A$6, "<=" & DATE(YEAR(D$1), MONTH(D$1)+1, DAY(D$1)-1))
    └E列:=SUMIFS('匹数シート'!$D$1:$D$6, '匹数シート'!$A$1:$A$6, ">=" & E$1, '匹数シート'!$A$1:$A$6, "<=" & DATE(YEAR(E$1), MONTH(E$1)+1, DAY(E$1)-1))

※上記のSUMIFS関数の補足
  • 範囲指定の直前に、'シート名'!をつけると、別のシートのを参照し、範囲指定をすることができる。
    └IMPORTRANGE関数でURLを指定すれば、別のスプレッドシートを参照することも可能。
    --https://media.rakumo.com/2022_02_22_3119/
  • ">=" & セル名で、指定した「セル名」以上の値を抽出することができる。(等号、不等号記号はカンマで括り、&で結合している。)
  • DATE(YEAR(B$1), MONTH(B$1)+1, DAY(B$1)-1)で、B列に格納されている日付の月末を指定することができる。(翌月の前日を表すことができるため。)
  • セルの絶対参照
    =$A$1で「A1」を絶対参照して行と列を固定。
    =A$1で「A1」の行を固定。
    =$A1で「A1」の列を固定。
    ※オートフィルを使用する時に便利
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