※画像多量
概要
- 1903で登場した、「Windowsの上でWindowsを起動できる」機能!!
- いろいろな支援技術が入ってるらしく、仮想マシンにしては早いらしいぞ!
- マルウェアかもしれないソフトを試したいときや、なんかのインストール手順の説明画像を撮りたいとき~~、いけないサイトにこっそり接続したいとき、ヤバいウェアの実験~~などに使えるぞ!
- 起動時に初期化され、終了時は跡形もなく消し飛ぶ!プライバシーバッチリ!
- 設定ファイル(*.wsb)で設定できるらしい!
- Pro以上でないと使えない!
参考:あやしいソフトも安全・気軽に試せる「Windows サンドボックス」 - 窓の社
準備
Win
+R
(ファイル名を指定して実行)→optionalfeatures
でWindowsの機能の有効化または無効化を開き、Windows サンドボックスをチェック。
ご多分に漏れず再起動が必要。再起動するとなんか追加されているので起動します。
管理者権限が要るのでユーザーアカウント制御が出ます。ちょっと長い起動を終えると…
起動
やってまいりました、Windows Sandboxです。気づいた方もいるでしょうが、デスクトップ背景変わってますね。明るくポップめなデザインになっています。
嘘だろってぐらい何も入ってません。NodeとVSCodeは自分で入れたやつです。Edgeしかない…
自分はFirefox過激派ゆえにFirefoxを使いたいのですが、消したら消えるその場限りの環境のためにFirefox入れるのもちょっと…と思ったのでやめときました。おのれMicrosoft、これが狙いか。WSL2とTerminal楽しみに待ってます。
自分の記事でNode.jsとVisual Studio Codeをインストールする手順があったので、ブチ込んでみます。
Nodeはちゃんと動いているようです。しかし。
VSCodeを起動しおもむろにCtrl
+Shift
+@
を押して1ターミナルを開けたらエラーが。Powershellの起動に失敗しているようなので、cmd.exeに設定。問題なく起動。普通にターミナルしてました。npmも動きます。
無駄
いや、なんか出てました。
.NETを入れろと。Edgeからインストーラーをダウンロードして実行すると
「インストールされてません」はどうやら「読み込めなかった」という意味だったようで、すでにインストールされているらしい。しかし、**あのダイアログ、モーダルではないためガン無視できる。**なぜだ。こいつを抱えたままどこまで行けるのかは未検証。
認証
設定を開くとこんな表示が出てきた。
リンクに見えた?残念、ただの画像です
冷静に考えれば当たり前といえばそうかもしれないが、**ライセンス認証はされていない。**したがって、設定をいじるのは不可能らしい。.NETもそういうアレかもしれない。
いつの間にか常体になっていたので、敬体に戻します。悪い癖ですね
証拠隠滅
肝心の「消したら消える」っていうのをやってみます。
消えました。残ったのは私のデスクトップ画面だけです。
再起動
リモート…PC…!?
ともかく、再起動してみます。
あっ…
どうやら再起動はダメなようです。
感想
消えるので、ほんとうに砂箱としての用途しか期待できないです。ライセンス式の商品なのでまあ、仕方ないというかまあそうですが。WSLとかと比べるのが間違ってるんです。
**Web履歴を残したくない時には多分最強だと思いました。**ブラウザのプライベートモード使ったほうが早いけど。
テスト用途にも、再起動が入る系セットアップは無理です。なんか、「『マルウェア感染させてみた』みたいな動画で唐突に登場するWindowsの裏機能」みたいな扱いに落ち着きそうですね。
Pro以上でないと使えませんが、Homeの人が羨ましいィ~ッとかするほどのものではないかな…と思っています。
蛇足
サンドボックス上から「Windowsの機能の有効化または無効化」を開いたが真っ白だった。無念…
結局再起動が要るのでどうあがいても起動できないことに気づいた。失念…
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Ctrl+Shift+@を覚えられない ↩