はじめに
2025年8月19日に Qt Certification Testing Platform が公式に公開されました。
- Introducing the Qt Certification Testing Platform – Your Path to Validating Qt Expertise
- Qt認定テストプラットフォーム登場 – Qt専門知識検証への道(日本語訳)
私は 8月27日に Qt Foundation 6.8
を受験し、合格しました。
この記事では、受験準備や当日の流れを簡単にまとめます。これから挑戦される方の参考になれば幸いです。
※以下は私が受験した時点の情報です。
Qt Certification Test とは
- Qt Company が提供する公式認定試験
- 現在提供されている試験
- Qt Foundation 6.8
- Qt Quick and QML User Interface Developer Certification(近日公開予定)
- Qt Application Developer Certification(近日公開予定)
- 合格すると認定証(PDF/PNG)がダウンロード可能
- Qt Certification Testing Platform でアカウント登録が必要(Qt Accountとは別、二要素認証必須)
Qt Foundation 6.8 の概要
- レベル: エントリーレベルの試験
- 受験料: 100ユーロ(受験時 17,893円)
- 出題形式: 択一式および複数選択式、50問
- 試験時間: 60分
- 合格ライン: 正答率 70%
- 言語: 英語のみ
- 監督付きオンライン試験
受験環境
- 推奨ブラウザ: Chrome / Firefox
- 試験中は全画面表示。他アプリへの切り替えは禁止
- カメラ必須(事前登録あり、試験中は常に顔を正面から映す)
- マイク必須(会話や独り言は禁止)
- 画面全体の共有必須、複数ディスプレイは使用不可
- 入力はマウスクリックのみ
試験スケジュール
- 隔週開催
- 水曜・木曜の 14:00〜15:00、18:00〜19:00
出題範囲
- Qt とは何か
- Qt Creator を使ったプロジェクトの作成とビルド
- Qt オブジェクトモデル
- シグナルとスロット
- メタタイプシステムと QVariant
- 基本的なイベント処理
- プロパティ
- 基本的なコンテナ
- 文字列処理
試験準備
- アカウント登録(Qt Accountとは別)
- 受験申し込み
- 環境チェック
- カメラ・マイク・画面共有の確認
- 「My Tests」ページの
Check equipment
から事前に実行しておくと安心です
当日の流れ
- 開始前に環境チェックを再実施(照明条件などに合わせて顔認識登録)
- 開始時刻になると「My Test」ページにボタンが表示される
- 全画面表示・画面共有を確認後、試験開始
- 問題は順に表示され、回答が終われば
Finish
ボタンで終了可能
受験してみた感想
出題範囲は基本的な内容が中心で、日常的に Qt 6 を利用している方にとって大きな難しさはないと思います。
一方で、Qt 6 から追加された要素が選択肢に含まれることもあり、普段使っている API を公式ドキュメントで復習しておくのが有効です。
英語のみの試験ですが、Qt のドキュメントを普段から読んでいる方であれば十分対応できるレベルでした。私は全問を見直す時間も確保できました。
まとめ
- Qt Certification Test (Qt Foundation 6.8) に合格しました
- 普段から Qt を使っている方には難易度は高くない
- 受験準備としては、アカウント作成・環境チェック・公式ドキュメントの確認が重要
Qt の知識を客観的に証明できる良い機会だと感じました。
興味のある方は、ぜひ挑戦してみてください。