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学生団体のリーダーをして学んだ、楽しく活動できる場所を作るマインド

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はじめに

私はCirKitという金沢工業大学のプロジェクト(課外活動の一種)でリーダーをしています。
CirKitは、プロジェクト×株式会社を掲げ、より企業に近い形で学ぶことでより就職する前に実践的な経験を得れることを特徴としています。また、実際の活動内容としては、Webシステムを開発しています。
一方で、あくまで学生団体であり、様々な点で一般企業とは異なります。
その中で、企業のような活動を目指していく過程で思ったこと・知恵などを記します。
※あくまで個人的な意見です。
※極論、場合によります。

おすすめ記事

私はリーダーシップの本や研究を読んだことはないですが、凄く共感できる記事で科学的根拠に基づいていそうなものがありました。
たぶんこの記事の内容を言いたいんだと思います。
(私の書いたことがちょっとズレてる気もしますが、、)

前提

①企業と学生団体の違い

私が思う違いは以下の通り。

  • 企業は強制力がある一定あるが、学生団体は強制力が全くない。
  • 企業は給与があるが、学生団体はメンバーが感じられる利点が成長などで定量的なものではない。
    • 所属する利点を感じずらい。
  • 企業は技術が一定ある人が多いが、学生団体は技術が1からというパターンのほうが圧倒的に多い。
  • 所属する年数に制限があるかないか。
  • その人が主にしないといけないのはそれだけかどうか。
    • 学業が優先されるのが学生団体

②私がリーダーを始めたときの状況

一度コロナ渦(以外の要因のほうが多いが一旦そういうことにしておく。)で組織が崩壊気味になり、目的を見失ったり存在意義が疑われていた。
前リーダーはその中で組織をまとめながら目的や株式会社として活動していく意義などを定義していた。
その後、企業としての目的が整理された段階で引継ぎ。

③CirKitのリーダーとしての立場

少なくとも私は、金銭的なところに疎く自分もそこまでがっつり関わっていないし社長にも金銭的な部分はあまり気にせず任せてもらえている。
そのため、金銭的な部分が大きく使うこともあまりしてないし、使えば簡単に解決できることも使わずにやってるところがある。
ここだけ注意。

私が目指すところ

私が、CirKitの特徴と持っているものを整理して、『CirKitで実社会を体験出来れば、夢に近づく。』ということを掲げて個人もCirKit全体も価値があるものにすることに。
(私のリーダー就任当初の状況を整理しているときのNotionを一部引用)

実社会を体験するには

  • 製品を作る。
  • クライアントと触れ合う。
  • ユーザーの気持ちを考える。
  • 本格的なチーム開発をする。
  • 利益を考えて制作に取り組む。

などが上げられると思う。

夢に近づくには

とにかく技術やコミュニケーションなどスキルを上げる。

これらは、理論的には共存可能だ。
なぜなら、近頃の企業はこれを実現しているからだ。

解決しなければいけない大きな壁

なぜ、企業はこれを実現できるのか。
それは、ある程度の強制力がありそして明確なリターンがあるからである。

学生団体では、これを”やりがい”で完全に補う必要がある。
うーん、不可能。

「組織」と「個人」の両立

企業は組織と個人はWin-Winの関係である。
残念ながら、これはある程度の強制力とその報酬があってこその関係なのだ。(と思ってる)
つまり、学生団体は個人のやりがいを維持させつつも、それを同じ方向にして組織のパワーに変換しなければならない。

圧倒的詰み

本題

さて、ここまでは学生団体で企業に近づかせるのは至難の業なのかもしれないという話をした。
ここからは、実際に私が意識してきたことや制度として実践したことなどを記していく。

①本人の好きなことをさせる

とにかく大学生は知的好奇心にあふれている(人が多い)。
CirKitはみんな成長意欲が強く、特に技術関連に関してはとにかく突き進む人が多かった。
これはほっておいても損することはないだろうと、思いやりたいと言ってくれた人にはとことん任せた。

もちろん、ただ人に任せればいいとは思っていない。
しっかりそれが組織全体のプラスになるということを自分で確信したうえで任せなければいけないし、
任せたならそれだけの任せた分の責任も持つ必要がある。

任せたなら任せたその人に全責任があるではいい結果は上がってこないだろう。
逆に任せた側に全責任があるという解釈だと、しつこく進捗確認してしまうなど相手に当事者意識を持たせることが難しくなるような行為をしてしまう。
相手はただの奴隷なんかじゃないのでここは注意が必要だ。

人に任せるには

人に仕事を任せるというのはいろんな人に聞くと、とにかく難しいことらしい。
私個人はそのようなことを思ったことはないが、なぜ思ったことがないのか整理してみると以下のようなことを常に思っているからかもしれない。

  • 私よりもほかの人のほうがこの仕事はできるだろう。
  • 別に失敗したらそんときは自分がなんとかする。
  • 結果的に挑戦してみることが今後の組織全体にとってメリットが大きい。

こんなところだろうか。
誤解を恐れずに1つだけ加えると、『仕事を振る立場は仕事をするな!』
これに尽きる…のかもしれない。あとは自己犠牲も多少は許容しよう。

絶対に自分にしか出来ない仕事以外はしないほうが良い。
また、リーダーが余裕を持っていた方が、プロジェクトの進行が遅れていたり人手不足のところに柔軟に入っていけてプロジェクトを進めるうえでもメリットがあると考えている。

②リーダーらしくしない

これは学生団体ならではなのかもしれませんが、リーダーを装うのをしていない。
というか私自身が偉そうにするのが好きでない。
ほとんどの人が、私より凄いモノがある、なのにリーダーというただの肩書を持っただけで偉そうにするのは不快感しかないと考えているからだ。

これは、パワハラをしないということなのかもしれない。
メンバーにはリーダーの命令だから、ではなく自分が納得するから動くという形で動いてほしい。
そのために自分は最善を尽くすし、納得してもらえないのではあればそれは間違っているのだろう。

③提案を基本的に受け入れる。

これは孫悟空の『いっちょやってみっか!』精神でやることが大事。
正直こればっかりやってるとリソースがなくなるのだが、意外に提案してくれる人は少ない。
それなのに、提案を蹴ってばかりいると結局自分が孤立して自分が辛くなると思った。

そのため、しっかり提案はやってみようの精神を大事に受け入れてきた。
このせいで、この時期までに終わらせたかったことが終わらせれなかったりしたのはもちろんあった。
まぁ、それも一興ということで…

④上手くコミュニケーションを取る。

とにかくコミュニケーションを取れ!とは個人的には思っていない。
たぶん、その人には一人の時間も必要だし私の前で話しずらいこともある。

だから、コミュニケーションを取る機会はしっかり調整することが大事だと思う。

進捗確認の目的は?

コミュニケーションには進捗確認も含まれると思う。
たまに進捗確認を全て自分が把握するために行っている人がいるように思う。

しかし、進捗確認の真の目的はプロジェクト(活動)が決められた期限までに成果を上げるためだと思う。
そのために、マネージャーは"ある程度"進捗を把握し色々調整する必要がある。

全てを把握しようとすると、進捗の確認が多くなり相手も精神的に追い込まれるし、こっちも忙しくなる。

あくまで個人的な意見だが、私がもし頻繁に確認されたら鬱陶しくて怒るだろう。。。

コミュニケーションの内容

私は、めちゃめちゃプライベートな話もしている。
それっぽい言い方をするなら親しくしゃべるほうが心理的安全性が高くなるだろうと思っているからだ。

これは個人的にどっちが良いのかは結論が出ていないが、単純に私が興味あるからである。
あと、学生団体というのものあって基本的に年齢が近いのもこれが許される理由だろうか。

⑤責任を取る。

これを書くとだいたい責任を取るってなに。という話になる。
私もそう思い本学のとある教授に責任を取るって何ですか、と聞いた。
回答はこうだ。『盾になること』

これ以降私は「責任を取る = 盾になる」と解釈し生きている。
つまりは、誰かがやらかしてしまったときに、一緒になって謝ったり、その人に対する攻撃を全て防ぐことが責任を取ることなのである。

これをすることで、任せられた人は非常にやりやすい。
リスクがなければないほど、クリエイティブな発想は生まれやすい。
私はクリエイティブな発想は良い結果を残すと信じているため、この環境を作れることは大きい。
たったひとこと「やらかしたら、私がなんとかするよ」だけで…

⑥当事者意識

これらを踏まえた上で1番大事なのは当事者意識を持たせることだと思う。
逆に言えば、当事者意識を持たせるために①~⑤をするべきということだ。

例えば、仕事を依頼するときに「○○してください。」というとさせられているだけになる。
これを、「○○できますか。」と聞くと相手に「できます!」と言わせることができる。
「できます!」といったからには、のような感覚になり当事者意識が芽生えると思う。
そして同時に、できますと言わせる能力もこれには大事なのかもしれない。

少し横道

これは教育面でも重要らしい。
高校時代、PC関連のことを困ってる後輩がヘルプを求めてきたので、私が向かい代わりにしてあげると、恩師に止められた。
その後言われたことが、「なんでもその人にさせることが大事で、絶対に変わりをしては行けない。その人が成長しないよ。」との事だった。

そのあとは代わりにやることなくしっかりやってもらうことを意識して教えると少しずつ呼ばれることも減っていった。

まとめ

なんだか、敬語になったりちょっとふざけてみたり変な文章になってしまった。
とにかく当事者意識を持ってみんなが活動できる場所は楽しく活動出来ているということに尽きると思う。

私もこれに気づかずに上手く活動に乗せてあげれなかった人もいる。これを上手く行い今後よりCirKitの発展に尽力したい。

そしてこれはリーダーうんぬん関係なく、この世には余計なお世話という言葉があることをみんな自覚しよう。(どうした)

さいごに

えーーー、、本当に上から目線でごめんなさい。
ただの大学生のざれごとだと思って聞き流してください。。。

CirKitは、10月10日に新たな一歩を踏み出しました。
これからも個人が夢に近づけて、CirKitが地域から、みんなから求められる存在になれるように頑張るぞー!

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