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デプロイ・リリース方法について

Last updated at Posted at 2024-12-20

0. はじめに

この記事では、デプロイ・リリースの手順について説明しています。

1. デプロイとは

エンジニアなら誰でも必ず経験する作業の一つとして、「デプロイ」が挙げられます。

デプロイとは、ソフトウェア開発の工程のうち、開発した機能やサービスを利用できる状態にする作業です。

参考: https://www.weblio.jp/content/%E3%83%87%E3%83%97%E3%83%AD%E3%82%A4

デプロイの一般的な流れは、以下の通りです。

ローカル => 開発環境 => 検証環境 => 本番環境


次に、デプロイとリリースの違いについて説明してきます。


1-1. デプロイとリリースの違い

デプロイ -> 目的のアプリケーションを特定の環境で「利用できる状態」にすること
リリース -> 目的のアプリケーションを一部もしくは全部の人から使えるようにすること
参考: https://zenn.dev/bun913/articles/fa6179472f8f82


2. デプロイの種類

主要なデプロイの種類を3つ紹介します。
また、それぞれの特徴を説明していきます。

2-1. ブルーグリーン

以前のバージョンから、ほぼ同一の新しいリリースに徐々に転送するアプリケーション・リリースモデル

  • 両バージョンが稼働中で実施するもの
  • 稼働停止時間なしに公開できる
  • ただし、テストの工程が含まれていない

2-2. カナリア

新バージョンのアプリケーションをリリースする際、最初から全てのユーザーに公開するのではなく、まずは一部のユーザー(全体の1%など)に限定公開してテストを行い、所定の基準をクリアすることができれば、一般に向けて公開する手法

  • 最大のメリットは、本番環境でのテストが実施できること
  • 問題があればすぐに戻せる、稼働停止時間がない
  • コストや時間、労力がかかるといったデメリットがある

2-3. ローリング

古いバージョンのアプリケーションをシステムを稼働させたまま新しいバージョンに順次置き換えることでデプロイを行う手法

  • 高速に実行可能というメリット
  • 一時的に、既存環境と新規環境が混在してしまうというデメリット
  • うまくデプロイできなかった際に、元に戻す作業が複雑になる

3. まとめ

デプロイは主に3種類あり、速さを求めると安全性が損なわれるし、安全性を重視すると時間がかかるということがわかりました!

問題は必ずといっていい程起こるため、臆せずに挑戦してみること、そして、開発体制に適したデプロイ方法を選択することが大切ですね!

何か不明点や質問等ありましたら、お気軽にコメントしていただけますと幸いです!

参考

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