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GitHub Copilot ChatにWebページ作成をオマカセしてみた

Last updated at Posted at 2024-01-26

2023年12月にGitHub Copilot ChatがGAされました!

そこでGitHub Copilot Chatの導入も兼ね、チャットで生成されたコードだけで簡単なWebページを作成してみました。

GitHub Copilot Chatの導入手順

前提

GitHub Copilot Chatの利用には、以下が必要です。

  • GitHub Copilotサブスクリプション
    • 詳細は、こちらのページをご確認ください。

また、今回はVisual Studio Codeを利用を前提としています。

インストール(Visual Studio Code)

  1. 下記2つの拡張機能をインストールします。
  2. インストール後にGitHubへのサインインを促す通知が表示されるため、サインインおよびVisual Studio Codeのアクセス許可を行います。
  3. サインイン後はサイドバーの下記アイコンからチャット機能が利用できます。
    1.png

早速作らせてみた

題材としては「熱中症対策を呼び掛けるWebサイト」をGitHub Copilotだけで作らせてみます。

1. ざっくり聞いてみる

まずは、ざっくり「熱中症対策を呼び掛けるWebサイトを作って」とチャットしてみます。

GitHub Copilotからの回答

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さすがにこれだけではコードの生成まではせず、まずどんなものが欲しいか教えて、と聞いてきました。

また、機能の提案もいくつか挙げてくれました。

2. 具体的に内容を指定してみる

上記の回答に対し、以下の内容を含めたHTMLが欲しいと答えてみます。

・熱中症に注意
・熱中症の初期症状
・熱中症の予防方法
・水分補給の方法
・同行者が熱中症になった場合の対処法

GitHub Copilotからの回答

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適用結果

4.png

上記の通り、指定した内容を含めた簡単なHTMLを生成してくれました。

「熱中症の初期症状」などの項目にあるとおり、箇条書きで書いた各項目の内容も生成してくれています。

3. CSSも作らせてみる

GitHub Copilotの回答結果がHTMLのみだったので、CSSも作らせてみます。

GitHub Copilotからの回答

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適用結果

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センタリングや余白があり若干の変化はあったものの、最初とほとんど変わらないですね・・・。もっと「いい感じにする」にはチャット内容を工夫する必要がありそうです。

4. 「LPっぽくして」と聞いてみる

HTML/CSSをよくあるランディングページっぽいデザインにしてほしい、と聞いてみます。

GitHub Copilotからの回答

7.png

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適用結果

9.png

画像:フリー素材ぱくたそ(www.pakutaso.com)

どうでしょう?最初に出力させた結果と比べてすごく「それっぽい」サイトになったと思いませんか?

使ってみて気づいたこと

Webページの骨子には使えるかも

もちろん生成されたWebページの実用化にあたってはコードの精査やカスタマイズが必要ですが、ある程度の骨子には使えそうな感触です。

全部エディター上で完結するのは楽!

Visual Studio Code上でGitHub Copilotとのチャットを何回か行うだけで、自分の欲しいコードを作成することができるのはとても強力ですね。

他にもGitHub Copilotではテストコードの生成機能などもあるようなので、そちらも今後は試していきたいです。

コツは「何が欲しいか」を具体的にすること

GitHub Copilotにコード生成をさせる際は、「〇〇を作って」のみだと思っていた結果と異なる場合があるため、具体的な情報をGitHub Copilotに与えると良いです。

今回のようなWebページの場合は「どのようなコンテンツが欲しいか」や「どういったページにして欲しいか」などを具体的にGitHub Copilotに与えることにより、ぐっと自分が求めている結果に近づくことがわかりました。

まとめ

今回は、GitHub Copilot ChatにWebページ作成をオマカセしてみました。

今後もGitHub Copilotのコード生成機能やテスト作成機能など、色々と機能を試していきたいと思います。

参考サイト

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