先日、管理職の自殺率が高い、みたいなXの投稿が流れてきました。
管理職はビジネスとピープルマネジメント両輪でチームを率いる必要がありますし、部下だった時より仕事がぐっと難しくなるし責任も大きくなります。
自分が率いてるチームで何かを達成する達成感だったり部下たちが育つのを見守る楽しさだったり面白い側面もたくさんあるのですが、プレッシャーとかがあるのもまぁ事実かなと思います。
幸い自分は何だかストレス耐性?レジリエンス?が高いので、今日はちょっとだけ自分なりのストレス対処方法とか考え方を書いてみようかなと思います。
少しでもどなたかの役に立てばいいなと思います。
●基本的なメンタルの保ち方
1.自分の軸は複数持つ
人生が仕事だけになると、仕事がうまくいかない時に人生自体がうまくなっていない気になります。
そうするとどんどん視野が狭くなり思考も追い込まれていきます。
仕事でも複数の業務を持つとか、趣味を楽しむとか、家族との時間を大切にするとかで、バランスを取ってどれかしらは楽しい状況にしとくと、仕事がどん底の時でも人生自体はどん底じゃなくなって人としてのメンタルは保てます。
2.逃げないけど、逃げる考え方は持つ
よく「辛い時は逃げてもいいんだよ」と言うけど、「逃げられたら苦労しないわ…!」と思う時もあります。
ていうか逃げたら築いてきた物も駄目になるかもしれないし、踏ん張れるだけ踏ん張りたい。
でも人は追い込まれて選択肢がなくなって八方塞がりになるとダメなので、逃げる考え方や逃げ道だけは残して自分はまだ八方塞がりじゃないと思うと頑張れます。
私の場合は、キャリアパス駄目になったらボランティアを仕事にしようかなーとか、会社潰れたら皆で起業するか!とか、推しのマネージャーなるか?!とか…妄想かもだけどまだ自分には選択肢あるし大丈夫、やれるだけやろうと思って踏ん張ります。
3 自己成長を観点にいれて物を見る
成功した時だけじゃなく失敗した時も無駄と思える時もイライラする時も、自分が何かしらの経験やスキルを獲得する機会だと思うとちょっとポジティブになれます。
特にネガティブに見える時でも、反面教師という学び方もあるし、立て直すスキルや新しいことを学ぶチャンスでもあるし、他の人が同じ経験をした時に共感やアドバイスができるようになるとか、全ての経験は私の学びに繋げられるはず。
ただで転ばないようにすると、基本何か自分にとって学びがあってプラスの経験に変えられます。
●失敗したり落ち込んだ時の対処方法
1.落ち込んでる時は思いっきり落ち込んでから前を向く
頑張って頑張って頑張り抜いてぷつんときれるのがやばいので、普段から小さく落ち込んで発散して前を向くほうがいいと思います。
思いっきり落ち込むとしばらくすると「落ち込んでも何も生まないなー」と思い出して前を向き出せるかなと思うので、普段からこまめに負の感情を発散させるのがいいかなと思います。
失恋したらバラードを聴いて思いっきり泣け、と同じ気持ちです。
2.失敗は自責8割、他責2割くらいで振り返る
世の中「自責が大事」といいますが、全部自責にすると自分で自分を追い込みます。
だいたい、全てのことが私のせいなんてこと絶対無いし、例えば事態に気づかなかった他の人だって見直すポイントがある。
かと言って何の改善も取らないと成長できないので、組織の改善・自分の改善の施策をとりつつ適度に他責にして肩の力を抜くのがいいかな思います。
3.人と比べて自分なんて…となる時は、落ち込むより、自分は大器晩成型と思って憧れる
他人が眩しくて、自分がいかに凡人かを思い知って距離の遠さにあわあわする時はあります。
だいたいそういう時は、私と他の人は人生の波が違うだけだからタイミングが違うだけだし、私もいつかそういうキラキラした人になりたいなと思ってできることから取り込みます。
ウサギと亀だと、周りはウサギで自分は亀型なだけだからコツコツ地道に頑張ろうと思います。
4.無い物を欲しがるよりある物を大切にする
できないこと持ってないものばかりに目が向いて落ち込む時は、意図的に自分が持ってるものを見直してありがたいなーと思って大切にしようと思います。
人望とかあんまりないな…とか思う時は、でもこんな私でも一緒にいてくれるお友達や同僚たちありがたいなとか。
自分には何も無いと思う時はだいたいある物が見えてないだけだと思う。
5.自分の原点を思い出して前を向く
文言で言葉にしとくのがいいと思うのですが、失敗して挫折しそうになる時は自分がなぜこのキャリアを選んだのか、初心を思い出すと「多少大変でも自分で決めた道だししっかり頑張ろう」と思えるんじゃないかなと思います。
私の場合は、ド文系からのエンジニア職なのでそもそも苦労するのなんて見えてたけど、選んだのは自分だよね、自分の選択には責任を持とうと思って踏ん張ります。
●人に腹が立つ時の対処方法
- 怒ってるのは拒否信号だと思って、何を拒否してるのか・されてるのかを分析して対処する
負の感情に負の感情でバトりにいかない、これは管理職基本な気がします。
怒鳴り合いは議論じゃなくて口論で冷静な結論を出す素地が整ってないし、怒るのは人を説得する方法としては悪手なので、まずは落ち着いて冷静に話すのが大事です。
自分がかっとする時は深呼吸をしてもうちょっと話を聞いて相手の思考回路を冷静に理解しようとするし、相手がキレてる時は相手が落ち着くまで話をしっかり聞いてどこの琴線に触れて怒ってるのか考え方を理解しようとしたうえで、対処をとったり「こういう考え方をする人もいるんだなー」と多様性と理解してる気がします。皆が同質だとイノベーション起こらない、リスクマネジメントもできないし、ある程度は多様性を許容する姿勢も大事かなーと思います。
2.人への期待値は下げる
自分より年上なのに何でとか、こんなこともできないのか、とか思う時もあるかもしれないですが、でも私にだってできないことはたくさんあって皆に支えてもらってるので、得意不得意は皆で補完するものだと思います。
そして仮に人の考え方や行動を変えようとするのなら、人はすぐには変わらないというのを前提に何か一つ小さくでもできたことを褒めつつ徐々に進まないと無理なのかなと思います。
人材開発は長期戦です。
●プレッシャーを感じる時の対処方法
1.自分なら大丈夫と自己暗示をかける
予算値、昇格等々いろんな人からの期待、プレッシャーは大きくなるばかりです。
押しつぶされるかどうかは、ある程度虚勢を張れるかどうかじゃないかなと思います。
自信というのは自分を信じるということで、まずは根拠なくてもいいので自分ならできると自分に言い聞かせる所からスタートかなと思います。
長くなってきたのでこの辺りにしてみます。
最後に、私のメンタル維持に必須なのは音楽なのですが、おすすめ曲この辺です。
・Spyair: Beautiful Days
・Uverworld: Core Pride
・a crowd of rebellion: Hope
・ラックライフ:ブレイバー
・Silhouette From the Skylit: Growing Pains
では、お読み頂いてありがとうございました!少しでもどなたかの役にたてたら嬉しいです。