60代(男性)の方からの問い合わせ
とある別案件で実際にあった問い合わせ的なアレ
とあるWebシステムにて日付項目をカレンダーで入力をするものだったらしいんだけど。。。
カレンダーの日付入力の仕方がわからず、
1200回ほどタップやスワイプをしたところ手首が腱鞘炎のような症状になってしまった
あ~。。。カレンダーによくある「前月ボタン」とかをポチポチしてたのかな?
例:bootstrap-datepicker(別にこれが悪いとかじゃなくて、あくまでサンプルイメージとしてね
で、生年月日かなんかを入力したかったのかな?
→12ヶ月 * 60~69年 = 720~828タップ(60代だから)
他にも何かトンデモ昔の日付をいれるところがあったのかな?
→12ヶ月 * 遠い過去 = 手首破壊
IT屋視点 「なんだ、このトンデモ言いがかりは!?」
IT屋だったり普段からPCやスマホとかで何か入力をしている方とかであれば、
「いやいや、年が表示されてるなら、そこをタップすれば一気に戻れるやん」
的な考えになるので、特段意識せずに入力ができてるのかもしれないね。
うん、そうだよね。だいたいのカレンダーのUIって「月や年」をタップすれば、過去の入力楽になるっていう作りが【当たり前】だもんね!
そこに気が付けないなんて、IT弱々ザァコなんだね(炎上必須
まぁちょっと待て
IT弱者は腱鞘炎と戦いながら何百回もタップでもしてろや(ヒャッハー
と突き放してしまうのは簡単だし、このユーザ以外からはそんな問い合わせなんか来ていないので、特に何も対応しない(使い方をお伝えするぐらいはするだろうけど)で済ませる可能性も有るかもしれない。
確かに【普段から】使ってるような方にはそりゃ【当たり前】だから、
そんな問い合わせの優先度は低くなてしまうのも仕方がないと思ったんだけど。。。
そもそも。。。なことに気がついてしまったんだ。
そんな過去の日付を入力する(可能性のある)箇所にカレンダーって必要なんか?
たとえば、生年月日のような人によっては大分過去を入力する時に【曜日】の情報っている?って話ですよ。
入力してる時に「俺って火曜生まれなんだぁ」みたいな「へぇ~」感覚にはなるだろうけど、情報としてはマジで必要ないよね。
曜日の情報が必要な時って、何かの予約(打ち合わせ・会場・支払 ...etc)だったり、スケジュール関連(TODOリスト・タイムカード ...etc)みたいな、割と直近(1~3年前ぐらい)や未来のデータを登録する時ぐらいしか意識しないような気もしてるんだが、いかがでしょう?
UI設計・統一という弊害
【サイト・システム内では別機能・画面において同じような見た目で入力できること】と言う、おそらくIT屋やデザイナー屋たちの暗黙のルール的な考えがあり、それを実現するために画面間の見た目を揃えるためのCSSのフレームワークがあります。
※ほら、画面によって見た目の統一感がないと気持ち悪いでしょ?
こういったフレームワークなどには日付を入力するためのパーツだったり書き方があったり、それを使わない場合にはブラウザ標準のカレンダーを使ったりするわけですが、このルールが入力を【逆に】困難にさせてしまっているのかなという気がしています。
→日付項目だったら、このパーツ(見た目)を使うことみたいなルールの問題
【当たり前】を疑って考えてみないか?
統一された見た目は、確かに見やすいし洗練された感じはするかと思いますが、
それが使いやすいかについてはまた別問題のように考え・扱う必要があるのかなと。
→見た目が良くても中身がペラい人とか残念だと思うでしょ?
今回のカレンダーのように、直近データが入りそうな場所はカレンダーを使い、過去データを入れるような箇所はテキストで入力させるとかの、登録されるデータを元にした配慮があれば60代のおじいちゃんの手首は守られたかもしれないね。
まぁでも...
そんな1200回もタップ・スワイプしてる間に、誤タップで年の部分とかをタップして気がついてくれないかなぁと言う、残念な気持ちはある(台無し
【カナヘビ】皮、剥いでやったわ
久々にカナヘビのドラ・チャンさんの脱皮が始まり、所々脱げてない箇所があったため、主がムキムキしてあげましたわ。
飼い始め(拉致当初)は自分で脱いで、皮も食べて痕跡残さないような感じでしたが、最近は適当に脱ぐし、脱ぎ漏れがあると【脱がせろ】と言わんばかりに手にアタックしてきて「もうコイツ、野生忘れとるやろ」な感じになってきており、大変嬉しいです!!