わかりやすくてわかりにくい単位
IT屋のプロジェクトの工数とかで出てくる「〇〇人日」や「〇〇人月」と言う、
いわゆる「1人で作業したらどれぐらいかかる」を表した単位になりますが、
これ使うのマジで止めて欲しいんだよね。。。
いや、分かるんだけど。。。
見積もりをするに当たり、その工程にどれぐらいかかるかっていうのを、
なんとなく分かりやすい単位で表すのに使うには非常に便利なんだけど、
人によって作業スピードが違うし・技術的なレベルも雲泥の差があったりするのに、
どうして一括りに「〇〇人日」や「〇〇人月」としてしまうのか、
これって誰も得しなくね?って思うわけですよ。
マネージャーの皆様へ
まだ知識がバブちゃんな新人や、純粋に仕事が出来ない (無能な) 人が、ベテラン基準で算出された工数にて作業をする時に、めっちゃ被害者になるって見積もりする権限のある人は理解をして欲しいわけですよ。
いや普通はそこら辺も考慮したうえで、
ベテランでも社会人3年生ぐらいのスキルレベルでの見積もりしたり、
若干のバッファを詰んで見積もりをするかと思いますが、
お客様の中には「お前そんな工数かからんやろ、一気に減らすンゴ」とか訳わからん補正が入ったりなかったり。。。
そもそも
年齢・スキル・経験も全く異なるメンバーが集まってプロジェクトが回るのに、ソレを同じ単位で計算すること事態どうなの?
またベテランとの作業量や専門性も違うので、作業者の単価という金銭面的な補正はあるにしろ、ソレがきちんと給料として反映される派遣系の会社とかってあまりないように思うので、何かそこら辺ちゃんとした単位が出来てほしいなぁと思う今日このごろでした。