Railsのafter_saveとafter_createの違い

Railsのafter_saveとafter_createの違い

主な違いは以下です！

1. 実行タイミング:

   • after_save: レコードが保存されるたびに実行されます（新規作成時も更新時も）
   • after_create: レコードが新規作成された時のみ実行されます

2. 使用シーン:

   • after_save:

     • レコードの作成・更新の両方で実行したい処理がある場合
     • 例：ログの記録、キャッシュの更新、関連レコードの更新など

   • after_create:

     • 新規作成時のみ実行したい処理がある場合
     • 例：ウェルカムメールの送信、初期データの設定、一意の識別子の生成など

3. コード例:

class User < ApplicationRecord
  # 新規作成時のみ実行
  after_create :send_welcome_email
  
  # 保存時（作成・更新）に実行
  after_save :update_cache
  
  private
  
  def send_welcome_email
    UserMailer.welcome_email(self).deliver_later
  end
  
  def update_cache
    Rails.cache.write("user_#{id}", self)
  end
end

1. パフォーマンスの考慮:

   • after_saveは更新時にも実行されるため、更新頻度が高いモデルでは注意が必要
   • 更新時には不要な処理をafter_createに移動することで、パフォーマンスを改善できる可能性があ

2. 注意点:

   • コールバック内で同じモデルを更新すると、無限ループが発生する可能性がある
   • コールバック内での処理は、できるだけ軽量に保つこと