9
14

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?

More than 3 years have passed since last update.

active_hashを用いて都道府県データを表示してみた

Posted at

##なぜactive_hashを使うのか?

都道府県のデータなど、変更される可能性が低いものをハッシュとして管理できるため、わざわざテーブルを作成する必要が無い

というメリットがあります。

今回の内容はフリマアプリでactive_hashを利用した際に、つまずいた点があったので、
備忘録としてまとめたものです。

##環境

Rails 5.2.3
Ruby 2.5.1

##導入方法

gem active_hashをインストール

gem 'active_hash'

bundle installを実行。

1.png

active_hashのインストールが完了しましたので

続いてモデルの作成に移ります。

##モデルを作成

まずはaddress.rbを作成します。

rails g model adderss

作成したアドレス内に以下の内容のように編集する

class Address < ApplicationRecord
  extend ActiveHash::Associations::ActiveRecordExtensions
  belongs_to_active_hash :prefecture
end

この記述により、後ほど作成するprefecture.rbとアソシエーションを組むことができ、prefecture.rbの内容を利用することができます。

rails db:migrateを行った後、prefecture.rbを作成します。

内容は以下のように編集しましょう

class Prefecture < ActiveHash::Base
  self.data = [
      {id: 1, name: '北海道'}, {id: 2, name: '青森県'}, {id: 3, name: '岩手県'},
      {id: 4, name: '宮城県'}, {id: 5, name: '秋田県'}, {id: 6, name: '山形県'},
      {id: 7, name: '福島県'}, {id: 8, name: '茨城県'}, {id: 9, name: '栃木県'},
      {id: 10, name: '群馬県'}, {id: 11, name: '埼玉県'}, {id: 12, name: '千葉県'},
      {id: 13, name: '東京都'}, {id: 14, name: '神奈川県'}, {id: 15, name: '新潟県'},
      {id: 16, name: '富山県'}, {id: 17, name: '石川県'}, {id: 18, name: '福井県'},
      {id: 19, name: '山梨県'}, {id: 20, name: '長野県'}, {id: 21, name: '岐阜県'},
      {id: 22, name: '静岡県'}, {id: 23, name: '愛知県'}, {id: 24, name: '三重県'},
      {id: 25, name: '滋賀県'}, {id: 26, name: '京都府'}, {id: 27, name: '大阪府'},
      {id: 28, name: '兵庫県'}, {id: 29, name: '奈良県'}, {id: 30, name: '和歌山県'},
      {id: 31, name: '鳥取県'}, {id: 32, name: '島根県'}, {id: 33, name: '岡山県'},
      {id: 34, name: '広島県'}, {id: 35, name: '山口県'}, {id: 36, name: '徳島県'},
      {id: 37, name: '香川県'}, {id: 38, name: '愛媛県'}, {id: 39, name: '高知県'},
      {id: 40, name: '福岡県'}, {id: 41, name: '佐賀県'}, {id: 42, name: '長崎県'},
      {id: 43, name: '熊本県'}, {id: 44, name: '大分県'}, {id: 45, name: '宮崎県'},
      {id: 46, name: '鹿児島県'}, {id: 47, name: '沖縄県'}
  ]
end

これで、モデル内の準備は完了です。

次はコントローラー内を編集します。

##コントローラーを編集

今回はフリマアプリなので、products_controller.rb内のnewアクション内に記述を行います。

def
  @address = Prefecture.all
end

これにより@addressでprefectureを利用できるようになりました。

rails cでも確認してみると

2.png

下は見切れてしまっていますが、取り出せているようです。

続いてviewファイル内のformの記述を編集し、ユーザーが都道府県を選択できるようにします。

##viewファイル内を編集、都道府県データが表示されるか確認

= form_for @product do |f|

の記述から、= f.text_field, = f.text_areaといった形で入力フォームを作成しているので

f.collection_select :prefecture_id, Prefecture.all, :id, :name

フォームを設置したい箇所に上記を記述し、投稿してみる。

3.png エラーが出てしまった....

binding.pryを用いて、prefectureが取り出せているか確認してみることに
5.png

4.png

しっかり取り出せている...

formの記述に誤りがあるのかもしれないとのことで、以下に変更

 = f.select :prefecture_id, Prefecture.all, :id, :name
6 .png

またしても、エラー...

form以外に怪しい点は無いか探してみると

なんとproductテーブル内にprefectureの入力を反映させるprefecture_idが存在していなかった。

これでは、中身があっても入れ物が無いようなもので、エラーが起きてしまうのも無理はない

no method errorは文字通りmethodが定義されていないというエラーでもあれば、もっと単純にコンピュータ側から「これがなんだかわからない」というメッセージでもあったことを知る。

カラムを追加して確認すると、、、
7.png

無事、実装完了。

##終わりに

初めてactive_hash実装にあたって苦労する箇所は多かったが、使いこなすメリットは大きいと感じました。

ただエラー内容は単純なものだったこともあり、もう少し早く解決できた内容だったかなと...

まだまだ初学者の粋を脱することは難しいようだ

9
14
0

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up
9
14

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?