ゲームの教科書
日本語だとなかなか当たり外れの激しいゲームプランナー向けの教科書に良い本、
海外だと学問として体系だっているらしいこともあってか翻訳本で当たりを引いたので紹介
書評
ゲームの作り方、というタイトルで本を書くと必要な技術から企画のやり方からキャラクターの制作、パブリッシングとすごく広くなりがち。本書はその中でも企画、特にユーザがゲーム内でどこを目指すか、どういう風に経験を積んでいくか(レベルデザイン)を、言葉に依らず空間の設計によって演出する方法に焦点をあてている。
例えばマリオは1-1より8-1のほうが断然難しい。
例えばドラクエは故郷の近場はスライムしかいないが、魔王城の近くは屈強なモンスターしかいない。
ゲームを始めたユーザはまずどちらからスタートするか?もちろん前者、簡単なところで戦い方、成長の仕方を学んで徐々にステップアップしていく。
おそらく今後の記事もこいつにちなんだようなものになっていく気がする。その初心ということでひとつ。