はじめに
Ubuntuなどよくあるディストリビューションでは、ホームディレクトリ以下に「ドキュメント」や「ダウンロード」などのディレクトリが生成されています。
しかしArch Linuxでは明示的に生成する必要があります。この際、日本語で作られてしまうとcd
するときに非情にテンポが悪くなるので、英語で生成しようというお話です。
xdg-user-dirs-gtkのインストール
xdg-user-dirs-gtkパッケージをインストールすると、ホームディレクトリ以下のディレクトリ群をコマンド一発で生成できるようになるので、これを利用します。pacmanあるいはyaourtで入れましょう。
$ yaourt -S xdg-user-dirs-gtk
ディレクトリ群の生成と英語化
/etc/locale.confにja_JP.UTF-8
の記述があると、自動的に日本語で生成されていまいます。そこで、LANG=C
をつけることでこれを回避します。
$ LANG=C xdg-user-dirs-update