【完走目指す】初心者が25日で強くなる Advent Calendar 2022
5日目です。「プチコン3号」を使います。
この記事を書いている途中、「Visual Basic」とかいうものの存在を初めて知りました。
C#:VisualStudio 2019
BASIC:プチコン3号
そもそもBasicとは
昔のパソコンはこれで動いてたらしいですね。
プログラミング言語のご先祖様でしょうか。
誕生したのが1964年であり、当時普及していたプログラミング言語FORTRANにいくつかの点で似ている。構文は、FORTRANの文法が基になっているとしばしば解説されている。
BASICはインタープリタ方式で動くものと、コンパイラ方式で動くものに大別できる。現時点では、構文の様式が大きく異なる2種類のBASICが存在している。構造化前のBASICと、構造化後のBASICである。
引用:ウィキペディア BASIC
ちょうど東京オリンピックが行われた年に生まれたみたいです。2022年現在、もう58歳になります。
プチコン3号とは
SMILE BASICホームページ
3dsのソフトです。500円で買えます。BASIC言語が使えます。ほかにもシリーズはあるそうです。前に買っておいたし、せっかくなので使ってみます。
実際にプチコン3号を使います。
下画面をご覧ください。
DIRECTとEDITに分かれています。
DIRECTでロードやセーブを行い、EDITでプログラムを打っていきます。
SMILEボタンを押すと、音楽や効果音、画像などが出てきます。
サンプルのゲームもいくつか用意されていました。
自分的 違い10選
本題に入ります。
とりあえず適当に10個くらい挙げてみます。
1.命令
C#では予約語と呼んでいるものを、BASICでは命令といいます。
2.if
C#では、
if(条件式)
{
処理
}
else{
処理
}
でしたが、BASICでは
IF 条件式 THEN 処理 ELSE 処理
になっています。
一文であらわせます。また、()がいらないのが便利です。
3.print
BASICでは、PRINTを使うことで画面に文字を出すことができます。
C#ではWriteLineというのを使うっぽいです。
ためしに、それぞれ画面に文字を出してみます。
画像 BASIC
文字が出ました。
PRINTの後、表示したい文字を「"」でくくるようです。
ちなみに、VisualStudioで文字を表示させようと思ったらもう入ってました.
以下がコードです
using System;
namespace ConsoleApp2
{
class Program
{
static void Main(string[] args)
{
Console.WriteLine("Hello World!");
}
}
}
文字が多いですね。
BASICほどシンプルではないようです。
4.for
basicでは、以下のようになります。
C#ではforの後に(条件式)が入り、NEXTは使ってなかったと思います。
5.RND
BASICではランダムな値をこんな感じで簡単に取得できます。
C#はRandom.Range(最小値,最大値)だったかと。調べたらほかにもいろいろあるっぽいです。
6.LOAD/SAVE
説明は、多分書かなくてもわかると思います。
セーブとか、ロードとかも一文書かなければならないです。
C#でそんなことをした覚えがないので、多分ありません。
7.CLS
これを実行すると
さっきまでのやつが全部吹っ飛んで消えます。
8.COLOR
色が付きます。
色は数字で管理してやります。
通常はCOLOR 文字,背景,境界,描画,パレット
プチコン3号ではCOLOR 描画色,背景色で変わるようです。
試しにやってみました。
適当に色合いを選んだら見にくくなりましたが、ちゃんと色が変わります。
C#では、たぶん一文で簡単にできるやり方はないかもしれません。
9.STOP
動かしているものを止めるためのものです。
C#にこんなものありません。ないはずです。多分ないです。
10.RUN
プログラムを実行するための命令です。
BASIC専用かと思われます。
調べた結果
BASIC限定、C#限定のものもある。
でも、見た目が変わったけど中身が同じなもの(例えばif文とか、for文とか)もあった。
ここでは紹介しきれなかったけど、三角関係のsin,cos,tanなんかはどっちでも使える。
感想
BASIC、思ってたよりよかった。
どっちも楽しい。
5日目終わり。