#環境
今回実行したUbuntuのバージョンは**ver.20.04.3
**で行いました。
Ubuntuのバージョンは以下のコマンドで確認できます。
$ cat /etc/os-release
#参考にしたサイト
・Windowsのリモートデスクトップ接続アプリからUbuntuに接続する方法
・[windows + Linux]RDP + Ubuntuを使った開発環境構築
・Ubuntu20.04でリモートデスクトップ
割と上記サイトを参考にすれば普通に接続できるようになるのでざっくり記事書きますね。
#作業
###XRDPのインストール
ではまず、用意したUbuntuにWindowsからリモートデスクトップできるようにするためのXRDPをインストールします。
$ sudo apt install xrdp
###XRDPの設定
以下のコマンドをコピペして実行するか、.shファイルにして実行してください。
cat <<EOF > ~/.xsessionrc
export GNOME_SHELL_SESSION_MODE=ubuntu
export XDG_CURRENT_DESKTOP=ubuntu:GNOME
export XDG_DATA_DIRS=/usr/share/ubuntu:/usr/local/share:/usr/share:/var/lib/snapd/desktop
export XDG_CONFIG_DIRS=/etc/xdg/xdg-ubuntu:/etc/xdg
EOF
先程同様、下記コマンドも実行してください。
sudo sed -e 's/^new_cursors=true/new_cursors=false/g' -i /etc/xrdp/xrdp.ini
cat <<EOF | \
sudo tee /etc/polkit-1/localauthority/50-local.d/xrdp-color-manager.pkla
[Netowrkmanager]
Identity=unix-user:*
Action=org.freedesktop.color-manager.create-device
ResultAny=no
ResultInactive=no
ResultActive=yes
EOF
sudo systemctl restart xrdp
sudo systemctl restart polkit
これでxrdpの設定は終わりです。
#IPアドレスの確認
もちろん接続するためにはIPアドレスを必要とするのでUbuntuのIPを確認しましょう。
ip -4 a
そうすると
1: lo: <LOOPBACK,UP,LOWER_UP> mtu 65536 qdisc noqueue state UNKNOWN group default qlen 1000
inet 127.0.0.1/8 scope host lo
valid_lft forever preferred_lft forever
2: enp2s0: <BROADCAST,MULTICAST,UP,LOWER_UP> mtu 1500 qdisc fq_codel state UP group default qlen 1000
inet 192.168.1.120/24 brd 192.168.1.255 scope global noprefixroute enp2s0
valid_lft forever preferred_lft forever
と出ます。この値をメモを取るなりなんなりしておきましょう。
ほんとLinuxのIPコマンドって見づらいですよね(#^ω^)
これでUbuntu側の設定は終わりです。
#Windowsから接続してみる
Windowsに搭載されているリモートデスクトップ接続を起動します。
ここに先程のIPアドレスとUbuntuのユーザー名とパスワードを入力します。画像では一度ログインしてるので資格情報が記録されています。
接続がうまくいくと以下の画面になります。
ここでまた同じユーザー名とパスワードを入力すればUbuntuの画面に入れます。
#最後に
ログイン後真っ黒の画面になった場合、ほかの場所からログオンしっぱなしの時に起こる現象なのでログオフするか、SSHでログオフするコマンド送ってください。
Ubuntu触りたての初心者ですと何か所か躓くところがありますが、それも勉強なので自分で調べて解決する能力をつけましょう。自分も最初RDPするときはこんなことでも躓きました。頑張ってね☆