やりたいこと
-これまでTV録画用として構築していたPCを仮想化して、TV録画と軽い3Dゲームを動かしたい
ハードウェア構成
・M/B ASUS P8Z77-M pro(microATX)
・CPU i5(sunday/ivy brigde(どっちか忘れた))
・memory 16GByte
・stroge SSD500GByte/HDD4TByte(録画データ入り)/USB32G
・GPU GForce1030
・PT3
・NIC INTEL X550
基本構成
・USBからESXiを起動
・SSDはESXiのVMFS領域
・GPUはPCIパススルーで仮想Windowsへ接続
・PT3はPCIパススルーで仮想Linuxへ接続
・HDDはパススルーでLinuxへ接続(データをLinuxへそのまま持っていきたい)
・できればUSBをパススルーしてWindowsのマウスやスキャナーをつなぎたい
構築
1.事前にBIOS(UEFI)上でINTEL VT-D(仮想化支援機能)を有効化(ASUSのマザーボードはなぜかデフォルトで無効になってるような・・・?)
2.起動時のBIOS/UEFI優先設定をUEFI優先、もしくは専用に(これはいらないかも)
3.優先グラフィックをPCIEに
4.内臓サウンドを切る
・普通にインストール用USBメモリからESXiシステム用のUSBメモリへインストールする。
うちではUSBバーチャルディスクってのを使ってISOイメージからインストールしてるけど、普通にUSB起動でもインストールできると思う
・M/BのNICは蟹なので、NICとして認識しない。面倒だから余ってたINTEL X550を使って設定。(この辺も安いINTELNICとかでも問題ないと思うし、起動CDに蟹ドライバ入れてM/B内蔵NICを利用してもいいけど面倒だったので)
インストール時注意事項
・サーバのIP設定などはインストール直後に行うこと!
(GPUパススルー設定をしてしまうとローカルコンソールが操作できなくなる(後述)ので、ローカルコンソールで設定しないといけない項目はインストール直後に!)
webクライアント上の設定
・ストレージの設定(○○>○○>○○でSSDをvmfsストレージに設定)
・SSHの起動時有効設定(後述)
・SSHの起動
・インストール用ISOイメージをVMFSストレージへ転送
(本来WEBクライアントからアップできそうな感じで何度かやってみたが、なぜかWEBクライアントが止まってしまう感じだったので、winscpにて直接転送した。
SSHを起動時に有効にする
まずはこれ。
ホスト>管理>サービス>TSM-SSHを右クリック>ポリシー>手動で起動および停止します。
から、「ホストと連動して起動および停止します。」へ変更
これやっとかないとWebクライアントがつながらなくなったときにはまる。
(まぁローカルコンソールにアクセスできれば有効にはできるが)
順番はどっちでもいいと思うけど
・WEBクライアントから管理>ハードウェアで、一旦GPUのパススルー設定をする
・サーバ再起動
・新規仮想マシンの作成。以下SSのように(後で追加する)
・仮想マシンのインストール、そののちVMWareToolsを入れる
・いったん仮想マシンを停止して、PCIeデバイスを追加する。
あとNvidiaのグラフィックカードを物理環境と誤認させないといけないので、以下設定の追加
・起動、GF1030のドライバインストール。
・こんな感じで動く。ここでグラフィックカードに!が出ている場合、どこかの設定が抜けている可能性が大きいので、確認する。
(自分の場合はBIOSでサウンドを切るのを忘れていた・・・あんまり関係ありそうに見えないので飛ばしてたんだけど。)
注意事項
・GPUをパススルー設定すると、ESXiサーバの起動が途中で止まる。
「dma_mapper_iommu loaded sucessfully」 の画面で止まったように見えるが!内部的には普通に動いていて、普通にWEBクライアントにアクセスできる。
ここで2日ぐらい悩んだんじゃないかな・・・orz
うまく動くと
・GPUの出力にWindowsの画面1が、仮想コンソールのに画面2が出力されるデュアルモニタ状態になるので、windows上から画面2のみ有効にして、仮想コンソールの出力のみにする
ESXiWebコンソールにアクセスできなくなった
webコンソールにアクセスするとき証明書エラーが出て気持ち悪かったので、Let'sEncryptで取得したワイルドカード証明書を入れようとしてしくじり、webコンソールが起動しなくなる
- pingは通り、ローカルコンソールも見えているので起動はしていると思うのだが、操作できない
sshでログインし、以下コマンドを入力
/sbin/generate-certificates
VMWare公式
再起動し、webクライアントにアクセスできることを確認
qiitaって下書きとか限定公開とかあるじゃないですかー
・すいません、わかりにくいのであとで別記事でまとめなおします。
・いったん公開したら引っ込めないとか