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WSL - かんたんインストール方法

Last updated at Posted at 2021-11-15

WSL(Windows Subsystem For Linux)とは?

Windows上でLinux環境(UbuntuなどのLinux OS)を使用できるアプリケーション。
Windows上でLinux OSを構築し、その中でLinuxのシェル(Bash)、Linux実行ファイル・Linuxコマンドを扱えるようになる。

用途

  • Mac(Linuxの派生OS)の経験があり、同じようなターミナル環境(bash, 最近はデフォルトでzsh)で作業したい。
  • Linuxを触ってみたい。
  • WindowsでBash, zshを使いたい。
  • プログラミング・webサイト制作・Webアプリの開発がしたい。

Step 1 - WSLのセットアップ

  1. 管理者でPowerShellを開きます。(タスクバー左端Windowsアイコンを右クリック→「Windows PowerShell (Admin)」)
  2. 下記を入力してエンターし、質問が出るのでYを入力すると、WindowsにてWSLが有効化されます。PCを再起動して下さい。
C:\Users\myname> Enable-WindowsOptionalFeature -Online -FeatureName Microsoft-Windows-Subsystem-Linux
  1. WSL - Ubuntuをインストールする(Microsoft Store)
  2. Ubuntuの初回起動時、Ubuntu用のユーザIDとパスワードを設定し、インストール完了です。

Step 2 - Windows Terminalのセットアップ

Windowsのターミナルアプリは、標準のコマンドプロンプトがあるが、
「Windows Terminal」アプリはシェルの切替・色のカスタマイズ・タブの切替など利便性が高いです。
コマンドプロンプトだと起動時のシェルはWindowsのシェルですが、Windows Terminalは起動時のシェルを指定できます。
ターミナルでUbuntu環境(Bashというシェル)に入るためにも、Windows Terminalを使います。

  1. Windows Terminalを起動して、Ctrl + , で設定を開きます。
  2. 左側メニューバーの「スタートアップ」→「既定のプロファイル」でドロップダウンリストから「Ubuntu」をセットします。
  3. 左側メニューバーを下にスクロールしてペンギンアイコンの「Ubuntu」を選択→「開始ディレクトリ」を //wsl$/Ubuntu/home/ユーザー名/ に変更します。
  4. 再起動してBashの起動を確認。

※各プロファイルでは、「全般」「外観」「詳細設定」タブがあり、
 そこで起動時のディレクトリ、フォントの色やサイズ変更、Windowの透明化などカスタマイズができます。

※開始ディレクトリが存在しない場合は手動で作成してください。
 (エクスプローラーの検索窓にC:\homeと打ち、そこに右クリックから新規ディレクトリを作成)

セットアップ完了後

ターミナルでBashが開けたら、今後ローカルに様々なパッケージを導入するためにも、パッケージマネージャーをアップデートしておきます。
下記コマンドを実行。

$ sudo apt update
$ sudo apt upgrade

WSLとWindows間でファイルへアクセスするには?

WSLからWindows → /mnt/cがWindowsのCドライブ。
WindowsからWSL → C:\wsl$\Ubuntu\ でアクセス可。「Ubuntu」部分は各ディストリビューション名によって変わる。

補足

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