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Visual Studioでincludeでエラーが出るときの解決方法

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Visual Studioで新たにEigenを使うことになり、少し手間取ったので、その解決方法を書き残します。

エラーが出る原因

includeでエラーが出る原因は、パスが通っていないからです。
参照したいファイルの位置を改めて確認しましょう。

インクルードの方法

1.フルパスを書く

1つ目の方法は、フルパスを書く方法です。他の人のプログラムを見ても、フルパスで書かれていることはほとんどないですが、フルパスを書いてもインクルードできるんです。以下に例を示します。

#include <C:/eigen-3.3.9/Eigen/Dense>
#include <C:/eigen-3.3.9/unsupported/Eigen/MatrixFunctions>

Cドライブからのフルパスを書いています。これでもインクルードできます。

2.相対パスを書く

1で示した例を相対パスで書くことで、より短く書くことが出来ます。

相対パスで書くためには、インクルードディレクトリの設定が必要になります。

設定は以下の手順で行います。
プロジェクト→プロパティ
2021-05-19 (2)_LI.jpg

構成プロパティ→VC++ディレクトリ→インクルードディレクトリ
インクルードディレクトリの右側の下三角を押し、編集を押してください。
2021-05-19 (5)_LI.jpg

そこにパスを書きます。今回はC:/eigen-3.3.9を書きました。
2021-05-19 (6)_LI.jpg

このようにインクルードディレクトリの設定を行うと、以下のようにインクルードを短く書くことが出来ます。

#include <Eigen/Dense>
#include <unsupported/Eigen/MatrixFunctions>

インクルードディレクトリで設定した、C:/eigen-3.3.9を省略して書くことが出来ました。

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