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MacでBootCampを使用する時の注意

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BootCampを使用するときの注意

最近のMacでは、BootCampを利用してWindowsをインストールすることができる。インストールはそれなりに簡単に行えるが、意外と見落としがちになる項目を挙げてみた。

  1. キーボードの日本語入力のための設定
  2. 後からパーテションの変更ができない
  3. Windowsパーテションの暗号化ができない
  4. 仮想化支援機能の有効化になる条件がある

キーボードの設定

Mac Book Air等のノートPCでBootCampを使用すると、キーボードがMacのキーボートを使用することになる。「そういえば、日本語の入力ってどうやるんだけ・・・」となりやすい。

英数 と かな でMacと同じような感じで日本語の切り替えを行うには、インストール後にログインして設定を行う必要がある。

日本語入力の設定方法

  1. IMEプロパティを開く
  2. 詳細設定 を押す(Windows 10 の場合)
    1.jpg

  3. 編集操作変更 を押す
    2.jpg

  4. 無変換IME-オフひらがなIME-オン を設定する。
    3.jpg

無変換 が左の 英数 キーにあたり、ひらがな が右の かな キーにあたる。

その他、Macのキーボードに無いキーは下記のリンクを参照していただければだいたい分かる。

ちなみに、みんな大好きPrintScreenは
fn + Shift(左側) + F11
になる。

パーテションについて

Mac でも Windows でもデフォルトでパーテションの容量が調節できる。しかし、BootCampでパーテションの大きさを変えると、OSが起動できなくなることがある。

パーテションの大きさを変更するには、一度、BootCampの領域を削除して、再インストールするしか方法が無いようだ。

Windows の暗号化について

Windows 10 Pro にはシステムパーテションを暗号化する Bitlocker という機能がある。Boot Camp の環境では、この機能でシステムの入っているパーテションを暗号化できない。

通常、Windowsをインストールすると、System Recovery 領域 というのがドライブに作成される。MacにBootCampでWindows をインストールすると、この領域が作成されない。 Bitlocker を使用するには、この System Recovery 領域 が必要になる。

System Recovery 領域 の領域が無いPCで Bitlocker を使用するには、暗号化に使用するチップがハードウェアに搭載されている必要があるそうだ。Mac にはこのチップが搭載されていない。

仮想化支援機能について

BootCampを使用してVMware や Virtualbox を使用する時に仮想化支援機能がOffになっていると、仮想マシンの動きが重くなってしまう。また、仮想化支援機能を有効にしなければ、Windows 10 Pro の Hyper-v が使用できない。

仮想化支援機能は、デフォルトでWindowsが起動する設定 になっていないと有効にならない。今後、Macの仕様変更があるかもしれないが、理由は分からない。

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