Swfitにおける、インスタンスの格納方法として、変数と定数があります。簡単に言えば、モノを格納しておく箱ですね。ただSwiftでは、定数といっても、C言語のようにコンパイル時に値が確定されされてしまうわけではなく、ただ単に実行時に最初に決めた値を後から変更できないだけなのです。そこで、あるギモンが浮かび上がります。「それ、変数とあんま変わらんくね?」と、思いませんか?私は、めちゃ思いました。
てことで、Swiftで定数を使うメリットをご紹介しようと思います!
そもそも変数と定数って何?
インスタンスを格納する上で、値を自由に書き換えられるのが変数、初期値を設定したら値を変更できないのが定数です。
変数の定義
Swiftで変数を定義する方法は以下の通りです。
var 変数名: 型名 = 値
定数の定義
Swiftで定数を定義する方法は以下の通りです。
let 定数名: 型名 = 値
定数を使うメリット
お待たせしました。Swiftで定数を使うと何が嬉しいのでしょうか?
プログラムが読みやすくなる
一つは、定数としてインスタンスを保存することによって、後からプログラムを読んだり、別の人がプログラムを読むときに、「この値は変化しないんだな」とすぐにわかるので、読みやすくなります。
誤って変更してしまうのを防ぐ
自分で誤って変更してはいけない値を変更してしまったり、共同開発などで、別の人が誤って値を変更してしまうような自体を防ぐことができます。
合理的な実行コードを生成できる
値が変化しないことがあらかじめわかっていれば、コンパイラがプログラムを解析するのが容易になるため、高速かつ効率的な実行コードを生成できる可能性があります。
終わりに
いかがでしたでしょうか。ざっと簡単に定数を使うメリットを紹介してみました。Swiftでコードを書くとき、変更が必要ない場合はできる限り定数を使う努力をしてみてください。