今回「たのしいRuby」の本を読んで、他の言語と比べながら、気になる点をメモします。

インスタンス作成のnewメソッド

javaみたいにnewキーワードを利用するではなく、クラスのnewメソッドを使います。より自然だと思います。

class Cat
  def initialize(name, color)
    puts "initialize called!"
    @name = name; @color = color
  end
end
 
cat = Cat.new("Tama", "white")

例外処理のretry

javaの例外処理機構と比べると、リトライしたい時の処理ロジックがより簡単になります。

10.times do |i|
  retry_counter = 0
  begin
    raise
  rescue
    retry_counter += 1
    if retry_counter <= 5
      puts i.to_s + ": retry"
      retry
    else
      puts "retried 5 times so go to next loop"
      next
    end
  end
end

reduceメソッド

一見reduceメソッドがないようですが、ネットで調べたら、勿論ありました。

numbers = [ 1, 2, 3, 4, 5, 6, 7, 8, 9, 10 ]
numbers.reduce{ | sum, n | sum + n }  #=> 55

配列の範囲操作が気楽

alpha = ["a", "b", "c", "d", "e"]
p alpha[1..3]  #=> ["b", "c", "d"]

ファイル操作機能が豊富

ファイルの読み書きだけでなく、ファイルやディレクトリのコピーや移動も簡単に実装できます。

参考

rescue 節で一定回数 retry したあとは次に移るループ