この記事について
自宅に仮想サーバーを立てて、色々な環境を使ってみる目的でMicroSoftが提供してる本OSをマシンに入れてみました。この記事は使っているうちに気づいたことなどを書き留める備忘録として使っていく予定です。
環境構成
以下の構成が目標です。
■ローカル環境
ローカルPC(Windows8.1)>VirtualBox(WindowsServer2012R2)>Hyper-Vマネージャー
↓
■リモート環境
リモート上のHyper-V Server 2012 R2>仮想マシン(CentOS7)
そもそもHyper-V Server 2012 R2って何に使うのか
1台の物理マシン上で複数の仮想マシンを動かすために使います。
OSが入っている環境に入れるホストOS型の仮想化技術ではなくて、ハードウェアそのものにOSとして入れてあげて使うハイパーバイザ型というものだそうです。
利用図
http://ascii.jp/elem/000/000/847/847570/index-2.html
用意するもの
システム要件は以下のURL先に載っていますので、要件を満たすマシンを選んでください。
http://ascii.jp/elem/000/000/847/847570/
また、OSとして入れてあげる必要があるので、OSが入っていないマシンを用意してあげる必要があります。
私はOSレスモデルのサーバー用マシン(激安)をヤフオクで手に入れて、取り敢えずインストールまでは出来ました。
マシン参考
富士通 PRIMERGY TX100 S3
静音サーバーですが起動しているときに寝るのはちょっとむずかしいかな・・・、ぐらいの音は出ます。(処理してなければ、もっと静かかもしれませんが。)
Hyper-V Server 2012 R2のインストール手順
とりあえず、以下のURL先を見れば、おおよそのことは片付きます。ダウンロード元ページも載っています。
Hyper-V Serverを知り、インストールと初期設定をする
1.Hyper-V Server 2012 R2をDVD-RWに書き込む
2.インストールするマシンのドライブにいれて起動する
3.Windowsロゴの画面に続けて、インストール設定の画面が表示される
3-1.Hyper V Serverのインストールする場所を選んでください の画面で
ドライブを選んだとき、
ドライブ0 パーティーション1にMicrosoft Hyper-V Server をインストールすることができません
このパーティションは小さすぎます。パーティションのサイズを4180MB以上にするか、別のパーティションを選んでください
と出たのですが、4180MB以上あるパーティションを選択すれば、問題無いです。
4.インストール後の設定
Hyper-V Server 2012 R2自体にはGUIが無く、CUIしかインターフェイスがありません。
(コマンドラインとログイン後に毎回出るsconfigツールのみ。
sconfigツールは終了しても、コマンドラインでsconfigと打てば、再度表示されます。)
そのため、詳細な設定はGUI管理ツールを使って、マシンにリモート接続を行い、管理していくのが便利です
管理ソフト Hyper-V マネージャーの導入
この管理ソフトは素で使おうとするとWindows 8.1 Proや8.1 Enterprise、Windows Server 2012 R2
が必要になります。通常のWindows 8.1では使用できませんでした。
そのため、ローカル環境からHyper-V マネージャーを使うため、ローカルPCにVirtualBoxを入れ、その中に
WindowsServer 2012 R2を入れ、Hyper-V マネージャーを使います。
手順は以下を参考にすればできると思います。
Hyper-V Server 2012 R2 その①
Hyper-V マネージャーからリモート上のHyper-V Server 2012 R2にアクセスする
手順は以下を参考にすればできると思います。
Windows Server 2012 > 非ドメイン環境におけるHyper-Vのリモート管理
リモート上のHyper-V Server 2012 R2から仮想マシン(CentOS7)にアクセスする
Hyper-V マネージャー>リモート上のHyper-V Server 2012 R2から仮想マシン(CentOS7)につなごうとした際に
『RPCサーバーを使用できません。○○と○○との間の通信を確立できません。』
とエラーが出ましたが、VirtualBoxのネットワーク設定をNATからブリッジアダプターに変更したら、接続することできました。
エラーの解決参考
Hyper-V Server 2012 R2 その①