概要
簡単なラダー回路(GX-Works3+GX-Simulator3)とGenesis64(GraphWorX64)を接続してみます
PLC側の準備
Workbench Tag設定
[データ接続] - [Mitsubishi Electric] - [+ MELSECの追加]でPLCを追加し
[タググループ]からタグ設定を行います
PLCが[グレー]になっている場合は、[機器の有効化]を行います
GX-Simulator3を起動し
ビット情報は、[スタート]-[ICONICS Tools]-[Data Explorer]から確認できます
GraphWorX64の設定
GraphWorX64を起動し、[ダイナミック]-[ボタン]を選択
M0,M1の押し釦を配置します
ボタン [プロパティ]-[Context]-[Text] を"ボタン" から ”運転”に変更します
ボタン [ダイナミック]-[Command]を"値の書込み"に変更し
設定可能なパラメータは、[OnUpValue]のみなので、通常の押し釦動作のように
[OnDownValue]=1 [OnUpValue]=0 が可能になる設定を追加します
[DataSource]を設定してPLCタグと連携します
動作確認
外観の設定
押し釦の機能や動作は、[ダイナミック]で設定しますが外観は[プロパティ]設定となります
同様に[停止]ボタンも作成
押し釦[起動]に運転中ランプを付加します
ランプ[色]機能の設定
まとめ
タッチパネルでの一般的な[押し釦]と[ランプ]を実装してみました
GOTのように[オブジェクト]-[スイッチ]で画面に配置するのとは少し違い、必要な機能は付加していく感じでしょうか
Genesis64 10.97.2 では、[GENESIS64 Converter-GOT]が ICONICS Tools にインストールされています
コンバートすると押し釦やランプがどのように変換されるのか・・・機会があれば試してみたいところです