WordPress初心者ですが、今回はデバッグモードについて学んだので、記事にまとめます。
デバッグモードをONにすることで、コードのエラーや警告をブラウザ上で確認できるため、開発に役立ちます。
##デバッグモードをONにする
まずwp-config.phpを開いてください。84行目に
wp-config.php
define('WP_DEBUG', false);
//もしくは
define('WP_DEBUG', true);
となっているはずです。
ここでtrueになっていれば、デバッグモードがONになっているということです。
##エラー文をブラウザに表示せずログファイルに書き出す
もちろんエラー文をログに残しておくこともできます。
wp-config.php
define('WP_DEBUG', true); //デバッグモード有効
if (WP_DEBUG) { //デバッグモードの場合
define('WP_DEBUG_LOG', true); //debug.logファイルに記録
define('WP_DEBUG_DISPLAY', false); //エラーをブラウザに表示しない
@ini_set('display_errors', 0); //エラーをブラウザに表示しない
}
こうすることでwp-contentフォルダ内のdebug.logファイルにエラーの内容が保存されて残ります。
##致命的なエラー(E_ERRORやE_PARSE)だけをブラウザに表示する
デバッグモードをONにするとWordPressの非推奨のタグに対しても反応してしまいエラーが表示されます。そこでの対応として以下のコードを記述します。
wp-config.php
define('WP_DEBUG', false); //デバッグモード無効
@ini_set('log_errors','On'); //エラーメッセージをログファイルに書き出す
@ini_set('display_errors','On'); //エラーをブラウザに表示
@ini_set('error_log','/logs/php_error.log'); //ログファイルのパス指定する
以上簡単なまとめでした。実際にサーバーにあげる際はデバッグモードをOFFにすることをお忘れなく。