こんにちは!
プログラミング未経験文系出身、Elixirの国に迷い込んだ?!見習いアルケミストのaliceと申します。
今回はElixirでの"Hello, World!"について、そういえば.ex/.exsファイル作るところからは誰も書いていない?!と思い、備忘録としてまとめておきます。
Elixirでの"Hello, World!"
プログラミングの最初の一歩、言語が実行できる環境を整えて"Hello, World!"ですが、こう書いてある記事はたくさんあります。
#「テキストエディタでhello.exsを作成し」以下を書き込みましょう。
IO.puts("Hello,World!")
ですが、私がつまづいたのはまさかのその手前!
テキストエディタか、VSCodeでも何でもいいのですが、とにかく.ex(または.exs)ファイルの作り方から分からない!1となってしまいました。
実行環境
- ・Windows 11 Home(バージョン 21H2, OS ビルド 22000.1098)
- ・Ubuntu v18.04 ※WSL2環境下
- ・Elixir v1.13.4 (compiled with Erlang/OTP 25) ※WSL2環境下
インストール(参考記事紹介)
インストールは以下の記事を参考にさせていただきました。
ここでは詰まりませんでしたので、この記事を参考にすればElixirのインストールはまず大丈夫だと思います。
.ex/.exsの違い
.ex ファイルは作成後に
$ elixirc <ファイル名>.ex
でコンパイルが必要なので最初は.exsファイルで"Hello, World!"を作るといいと思います。
(.exファイルの存在する意図としては公式ドキュメントに書いてあります)2
※.exファイルでの"Hello, World!"の作り方はこちらから(『.exファイルも作るところから! Elixirでの"Hello, World!"-その2』)
パターン1 テキストエディタから.exsファイルの作成
※以下コマンドはエディタとOSにより異なります。
コマンドプロンプトを開く
→ファイルを作成したいディレクトリまでcdコマンドで移動
$ nano hello.exs
で、テキストエディタが開きます。
その中に、
IO.puts("Hello,World!")
と書いて保存し(Ctrl+S)、閉じます。(CTRL+X)
コマンドプロンプトに戻り、hello.exsのあるディレクトリで、
$ elixir hello.exs #このコマンドを実行する
Hello,World! #Hello,World!が返ってくる
パターン2 VSCodeから.exsファイルの作成
※以下コマンドはエディタとOSにより異なります。
コマンドプロンプトを開く
→ファイルを作成したいディレクトリまでcdコマンドで移動
$ code hello.exs
で、VSCodeが開きます。
その中に、
IO.puts("Hello,World!")
と書いて保存し(Ctrl+S)、閉じます。(Alt+F4)
コマンドプロンプトに戻り、hello.exsのあるディレクトリで、
$ elixir hello.exs #このコマンドを実行する
Hello,World! #Hello,World!が返ってくる
~Elixirの国のご案内~
※Elixirって何ぞや?と思ったらこちらもどぞ。未来がぎゅっと詰まった、Elixirは今年で生まれて10周年です
We Are The Alchemists, my friends!3
Elixirコミュニティは本当に優しくて温かい人たちばかり!
私が挫折せずにいられるのもこの恵まれた環境のおかげです。
まずは気軽に話しかけてみてください。4
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この時点での私はほぼGUIしか触れていませんので、「テキストエディタでhello.exsを作成し」と言われても「テキストエディタで編集したものは.txtにしかならないよ??」という詰まり方をしていました... ↩
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Elixir treats both files exactly the same way, the only difference is in intention. .ex files are meant to be compiled while .exs files are used for scripting. ↩
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@torifukukaiouさんのAwesomeな名言をお借りしました。Elixirコミュニティを一言で表すと、これに尽きます。 ↩