FlaskでGzipに圧縮したCSSを送信

bootstrap.min.css のロードが遅い問題を改善したくて、cssをgzipでどうすれば送信できるのか…と考えて調べた結果、無事出来たのでメモる。

Viewを作る

とりあえず、新しくViewを作りましょう。
今回は bootstrap.min.css をGzipで圧縮したものを送信するので、 /bootstrap.gz.css という名前でURIを作ります。

@app.route("/bootstrap.gz.css")

Gzip圧縮

次に、Gzip圧縮したCSSファイルを読み込みます。(おそらく、通常のCSSファイルを読み込んで gzip モジュールで圧縮しても大丈夫だと思います)

fp = open("static/css/bootstrap.min.css.gz")
content = fp.read()
fp.close()

ヘッダーにひとてま加える

このままではダメなので、ヘッダーに一手間加えましょう。今回はGZIPで圧縮しているので、 Content-Encoding ヘッダに情報を加えます。

res = make_response(content)
res.headers["Content-Type"] = "text/css"
res.headers["Content-Encoding"] = "gzip"

これらを一つにすると、以下のコードになります。
今回はCSSを圧縮したものを送信しましたが、Javascriptや画像でも同じ事ができると思います…!

@view.route("/bootstrap.gz.css")
def Bootstrap():
    fp = open("static/css/bootstrap.min.css.gz")
    content = fp.read()
    fp.close()

    res = make_response(content)
    res.headers["Content-Type"] = "text/css"
    res.headers["Content-Encoding"] = "gzip"

    return res

是非参考にしてください！