rbenvはRubyのバージョン管理をするためのツール。他にも似たようなツールにはRVMがある。あまりRubyに詳しくない私が感じる限り、最近はrbenvが'はやり'のようだ。
最新安定版のRubyをインストールする
CentOS7のyumでRubyのバージョンを確認してみたところ、下記の様な感じ。
2.0.0.598-25.el7_1
最新の安定版は2.3なのでせっかくRubyなら最新版が良かろう、ということでrbenvをインストールする。
余談
PHPは現状5.xでもいいと思っているのだが、Rubyは最新版をインストールするのは何故か。仕事でないということと、数少ないrailsの案件を扱っていて、保守しなかった場合の辛さがPHPに比べて非常に大きく、Rubyではアップデートについていく事が重要に思えるからだ。
インストール
概略
githubのrbenvのサイトにある通りで問題なくインストールできた。
git cloneして、コンパイル後、PATHを通せば動作する。
ポイントはコンパイル後にruby-buildをgit cloneしておかないとinstallコマンドが動作しない。
rbenvをgit clone
git clone https://github.com/rbenv/rbenv.git ~/.rbenv
コンパイル
cd ~/.rbenv && src/configure && make -C src
パスを通す
echo 'export PATH="$HOME/.rbenv/bin:$PATH"' >> ~/.bash_profile
下記コマンドで.bash_profileを再読込するか、ログインし直すと上記で追記されたbash_profileが反映される。
source ~/.bashrc
ruby-buildをgit clone
git clone git://github.com/sstephenson/ruby-build.git ~/.rbenv/plugins/ruby-build
動作確認
rbenv install -l
rbenv install [version]
rbenv global [version]
確認して見る。
rbenv global
インストールしたrubyのバージョンが表示される。
ruby -v
インストールしたrubyのバージョンが表示される。