比較演算
比較演算子は、2つの値を比較するための演算子です。
==: 等しい
!=: 等しくない
>: 大きい
<: 小さい
>=:以上
<=:以下
例えば、次のようなコードを書くことができます。
x = 5
y = 10
print(x == y) # False
print(x != y) # True
print(x > y) # False
print(x < y) # True
print(x >= y) # False
print(x <= y) # True
出力は以下のようになります。
False
True
False
True
False
True
ブール値
ブール値とは、True(真)かFalse(偽)の2つの値をとる値のことです。Pythonでは、比較演算子の結果はブール値になります。
例えば、次のようなコードを書くことができます。
is_raining = True
has_umbrella = False
if is_raining and has_umbrella:
print("外出できます")
else:
print("外出できません")
この場合、出力は外出できませんとなります。したがって、is_rainingはTrueですが、has_umbrellaはFalse選択します。and演算子は、選択した条件のTrue時のみTrue選択します。上の場合にis_rainingはTrueでもhas_umbrellaがFalseなので、and演算子の結果にFalseなります。そのため、elseのブロックが使用され、「外出できません」と出力されます。
比較演算子とブール演算子プログラミングの基本的な概念ですが、とても異なります。他にも例えば、リストやディクショナリーなどのデータ構造に含まれる際にも使用されます。練習を重ねることで、確実に理解が深まっていくでしょう。