デザインパターンを学習していると説明にクラス図が用いられることが多いですよね。
みなさんはクラス図を見て、概要を理解してからコードを読んでいますか?
クラス図の読み方を理解しておくと概要の把握と理解が捗るので、デザインパターンを始める前にクラス図を読めるようにしておくことをお勧めしています。
実際に自分もそうすることでデザインパターンを理解するまでのコストを抑えられたように感じました。
この記事では、クラス図を読む時に必要最低限の情報をまとめています。
よろしければ、参考になさってください。
図の読み方
図からソースコードを想像してみる
上で確認した読み方を参考に下のクラス図はどのようなソースコードになるか想像してみましょう。
サンプルコードはPHPで書いています。
クラス図
ソースコード
ClassA.php
<?php
declare(strict_types=1);
abstract class ClassA
{
private $attribute1;
public abstract function operation1();
public function operation2()
{
return true;
}
}
ClassB.php
<?php
declare(strict_types=1);
class ClassB extends ClassA
{
public function operation1()
{
// TODO: Implement operation1() method.
}
}
InterfaceC.php
<?php
declare(strict_types=1);
interface InterfaceC
{
public function operation3(ClassA $param);
}
ClassD.php
<?php
declare(strict_types=1);
class ClassD implements InterfaceC
{
public function operation3(ClassA $param): int
{
// TODO: Implement operation3() method.
$return_value = 0;
return $return_value;
}
public static function operation4()
{
return new ClassE();
}
}
いかがでしたでしょうか?
クラス図の読み方をマスターして、デザインパターン学習の役に立てたら幸いです。