この記事について
先日 AWS の SOA 資格試験を受けて見事に落ちました。
この記事では私の試験対策とその効果、不合格の原因分析を記録したいと思います。
前提
受験時、私は AWS に関して CLF と SAA と DVA の資格を所持していました。
また、AWS 環境はある程度自由に動かすことができ、受験勉強の時間も十分に確保できました。
対策
下記について、合計 1 か月弱くらいを対策期間に充てました。
普段は Udemy の模擬試験を利用しているのですが、SOA は現在非対応だったので紙のテキストを使うことにしました。教科書形式になっていて、巻末に 65 問の模擬試験が 1 回分あります。また、後述するラボ試験の例題も 3 問掲載されています。こちらのテキストを軽くさらいつつ、模擬試験で不足知識を補う算段で対策しました。
- ラボ試験対策
SOA では C02 版から、コンソール操作で環境を構築するラボ試験が追加されました。こちらは受験登録すると公式のデモ環境が使えるため、そちらを試しました。
課題となる環境は VPC や CloudWatch など、ハンズオンなどで作成する初歩的なものでほとんどカバーできているため、ツボにはまらなければ大丈夫だろうという感じでした。
当日の所感
実際に当日試験を受けたときの感想です。
受験はオンラインで行い、いつも通り寝室に雀卓を展開しました。
ティッシュを手元に置けず、少しだけ花粉症が気になりました。
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選択問題
テキストの問題より少し広範囲で難しく感じました。2 択を絞り込む決定打が全体的に不足していたように感じます。55 問を解くのに 100 分くらい使いました。ラボ試験に余裕を持たせたかったので、見直しはほとんどしませんでした。 -
ラボ試験
問題自体は簡単だったのですが、とにかくブラウザが重かったです。クリック、文字入力、コピペなど、あらゆる操作に毎回 3~5 秒のラグが発生していました。おまけに試験用ブラウザの設計が少し特殊でした。仮想環境にリモート接続して AWS のマネコンを操作するものだったのですが、VM を表示する画面の縦スクロールが問題文を挟んでブラウザ右端に潜んでいたため、ラボ試験開始後 30 分ほどは VM 上のブラウザでタブ操作ができない状態でした。ラボ試験の 2 問目に移ってようやくスクロールできる場所に気づきましたが、これだけで 20 分くらいロスしたと思います(ブラウザを拡大するだけで 3 秒ラグが発生するため)。「S3 バケット作成する → 先に IAM ロール設定したい」みたいなケースでタブを行き来することは多いと思うのですが、それができずにパニックした形です。
結局試験を終えたのは終了 2 分前で、環境の見直しをする時間はまったくありませんでした。
反省
結果的に合格ライン 72% に届かない 68% で不合格となりました。選択問題にして 3 問分ほどですね。原因を分析していきます。
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テキスト変えたら油断しない
今回の一番の敗因がここにあると思います。 Udemy の模擬試験を利用していた際には毎回 300 問ほどを周回できたため、十分な範囲で知識の穴を埋められていたと思います。しかし今回は 65 問しか触れられなかったため、模擬試験で習得度を把握する対策設計が甘かったと言わざるを得ません。Udemy 早く帰ってきてくれ。 -
予想外の重さにイライラしない
ラボ試験で操作がうまくいかなかった点について、タブ操作を諦められずにブラウザをガチャガチャ動かしたり、台パンしそうになって試験監督から注意されたり、本当に無駄な時間だったと思います。その時間を見直しに割けていればもう少し点が上がったかもしれません。問題は見直しでクリックするだけで毎操作ラグることですが、次回はもうわかっているので慌てません。
まとめ
- 周回は数で攻める
- Udemy は神
- 台パンはしちゃだめ
- ティッシュも NG