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【AWS】Application Composer を試してみた

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AWS Application Composer を試してみた

Application Composer とは

AWSが2023年3月に一般提供を開始したサービスです。LambdaやDynamoDBを利用したサーバレスアーキテクチャを、GUIを用いて視覚的・感覚的に構築できます。百聞は一見に如かずということで、さっそく触れてみます。

デモ構成

AWSマネジメントコンソールからApplication Composerへアクセスし、「デモを開く」を選択します。
スクリーンショット 2023-03-29 143025.png

スクリーンショット 2023-03-29 143045.png

ローカル上に構成ファイルを作成するようなので、「AppComposer」フォルダを作成し選択しました。するとこのようにGUIが展開されました。

スクリーンショット 2023-03-29 143129.png

APIからLambdaを通じてDynamoDBにCRUDをたたく、テンプレ構成ですね。どんなアプリなのか一目でわかります。
Templateを開くと、図に対応したCloudFormationテンプレートが記述されています。

スクリーンショット 2023-03-29 154114.png

そしてローカル上にも同様のtemplate.yamlと、srcファイルが構成されています。

スクリーンショット 2023-03-29 154310.png

実際にこちらのテンプレートをデプロイして動かしてみます。
ありがたいことに、README.md の中に手順がすべてガイドされています。(英語ですが)

スクリーンショット 2023-03-29 154907.png

こちらの指示に従い、パワーシェルでビルド、デプロイを実行します。(デプロイの画面撮り忘れ......)

スクリーンショット 2023-03-28 143010.png
スクリーンショット 2023-03-28 143547.png

デプロイされたアプリケーションをAWS上で確認します。

スクリーンショット 2023-03-29 160016.png

スクリーンショット 2023-03-28 145925.png

しっかり構築されていますね。ガイドに従った動作確認もばっちりです。

スクリーンショット 2023-03-28 153444.png
スクリーンショット 2023-03-28 153517.png

デモ構成を編集してみる

次に今まで触っていたデモ構成を編集してみます。
もう一度Application Composerにアクセスし、今度は「プロジェクトの作成」を選択します。

スクリーンショット 2023-03-28 155052.png

既存のプロジェクトを読み込むほうを選択、ローカル上のAppComposerフォルダを読み込みます。

今回は試しに、一定間隔でLambdaを叩いてDynamoDBバックアップをS3に作成するような構成をつくってみます。

スクリーンショット 2023-03-29 143243.png

こんな感じになるでしょうか?
やったことは、ページ左側からアイコンをドラッグしてキャンバス上に配置し、名前と一部パラメータをいじって線を引いただけです。
この際、連携できないサービス間で線を引くと怒られます。
また、配置した時点でtemplateは更新され、それがローカルにも反映されます。

スクリーンショット 2023-03-29 143339.png

今までなかったS3バケットとそのポリシーがテンプレート上に記述されていますね。これが勝手に追加されるのはありがたい。

こちらを新たにデプロイすると、しっかりアプリが更新されています。追加された関数がこちらです。

スクリーンショット 2023-03-29 135838.png

トリガーとしてEventBridgeを想定していましたが、Lambda上では反映されていないようです。

スクリーンショット 2023-03-29 161838.png

EventBridge自体はちゃんと作成されているようです。設定が不足しているのかも?

また、当然ながらこれだけではLambdaの中身はほとんど空っぽです。

スクリーンショット 2023-03-29 135858.png

ローカルのsrcフォルダ内を編集して、ちゃんとアプリケーションの中身を構成する必要があります。

このように、コードレスになんでもできるわけではありませんが、大まかな骨組みを視覚的に構成するのには大変役立つサービスだと思われます。

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