LoginSignup
28
23

More than 3 years have passed since last update.

Slack カスタムインテグレーションが非推奨へ

Posted at

TL;DR

  • カスタムインテグレーションが非推奨になった
    • 今までIncoming Webhook、Slack Commands、Botsなどを設定していた場所
  • 「Start Building」から「App」を作成して、ワークスペースにインストールするという方法が推奨
  • なおインテグレーション枠は消費する

詳しくは以下をどうぞ。

はじめに

Slackのカスタムインテグレーションのページに行くと、以下のように注意書きがありました。
Slackカスタムインテグレーション.png

「アプリとの置き換え」のリンクはこちらなので、このリンク先(英語)を読めば解決する話ではありますが。

カスタムインテグレーションとは

よくSlack Botに利用される、メッセージを外部から投稿できる Incoming Webhook
逆に、Slackに投稿されたメッセージを外部に飛ばす Outgoing Webhook
Slackに1ユーザとしてBotを追加する Bots (カスタムBot)
スラッシュコマンドを独自に作成できる Slash Commands
などです

これらの設定は場所を変えて存在するので、今後、Slack Botを作るときにIncoming Webhookを使えない、というわけではありません

ただ今後この辺の設定を行うときは、カスタムインテグレーションとして行うのは避けたほうがいいとは思います。
削除するかも、と書かれているので。
(ずっと前に非推奨になったLegacy Token(旧名忘れました)は今でも一応使えているので、今回のこれもすぐ削除されることはないとは思いますが)

今後の設定について

では今後、どこから設定すればいいか、ですが、ここです。
image.png

この「Start Building」からAppを作成する、という流れで設定していくことになります。

Appを作って、ワークスペースにインストールする、という感じですね。
このApp、インテグレーション枠を1つ消費します。

今までは Incoming Webhook というインテグレーションを1つ追加すれば、その中の設定がいくら増えようともインテグレーション枠は1つのままでしたが、この方法だと枠を消費します。
(なお、Botsは元から枠を消費していました)

App(アプリ)について

この「App」とはどのようなものか、軽く書いておきます。
(詳しくは、そのうち書くかもしれません)

一言でいうと、「インテグレーションを自作する」です。

Appの名前を決め、次にAppの各種設定をします。
先ほどの、「Start Bulding」で名前と開発用ワークスペース(Appを利用したいワークスペース)を決めた次の画面がこちら。
api.slack.com_apps_AKWF5R24U_created=1.png

この画面でわかる人はだいたいわかると思いますが、この画面で、Appの設定をします。
- Incoming Webhookだけ使う
- Slash Commandsだけ使う
- Botとして導入するための権限設定
などなど

さいごに

今後、Slack Botを作る人や、今使っている人は、「Start Building」からAppを作成して、ワークスペースにインストールする、という方法で行いましょう。(公式の推奨なので)

28
23
1

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up
28
23